15年前の今日、7月12日

夫と美容室をオープンしました。

とても小さな美容室

でも、来た人がほっとできる、そんな美容室にしたい

そう思って、イチから作ったお店。

 

 

子供が生まれるまでの5年間は

朝から晩までお店にいて

一緒に帰り、遅い夕飯を作って食べて寝る。

 

24時間、顔をつきあわせる

そんな毎日でした。

 

 

わたしは両親が店を構え、商売をしていたので

幼いころからそれが普通。

夫のほうが、慣れなくてしんどかったのかもしれません(笑)

 

 

子供が生まれてからは

母、妻、スタッフといういくつものわらじを履く中

しばらくは育児を優先にすると決めたこと

また、3月11日の震災もきっかけとなり

働き方を大きく変えました。

 

 

15年もあれば、いろいろあります。

 

お互いの立ち位置や考え方の相違で

お店を完全に離れた時期もありました。

 

ま、すべては結果オーライ

 

そのおかげで、今の私があるのだし

お店のメニューをプロデュースをしたり

さまざまな情報やイベントの発信、運営基地

という形でまたお店に関わるようにもなったしね。

 
プロデュースメニュー

「ヒーリングヘッドスパ」

 

 

3年前、お店のブログに

お店について、そして彼について

こんなことを書いていました。

>>12年前のラブレター(その1)

>>12年前のラブレター(その2)

 

いいこと書いてる自分!(自画自賛)

 

いや、でも本当にね、

3年たった今でも、変わらない気持ちもある。

 

 

わたしとラスカル(夫)は

いろいろな意味で本当に対極な関係にある。

正直、それじゃダメだろう!と思ったことも

なんどもある(今でもね)

 

誰かがラスカル(夫)の悪口を言うのは

絶対に許さないが、わたしは言っていいと思っている。

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鬼嫁、恐妻、上等。

 

 

でも、毎日何があっても

変わらずサロンに立ち続けてくれている

ラスカル(夫)の存在は

 

お客様にとっても

わたしにとっても

安心できるヒトであることは

間違いないのだ。

 

 

普段はそんなこと当たり前だと思っている。

 

私だって、当たり前のようにしていることが

たくさんあるからね。

それについて感謝してほしいと思ったこともない。

 

お互いの役割をただ、こなしている。

してあげている、とかではなく

今、その役割は自分のほうができるからしている。

できないときは、出来る分だけ助ける。

 

夫婦ってそういうもんだと思っているから。

 

 

だけど、

当たり前が当たり前でないことも知っている。

 

 

だから、すごいなって思う。

そして、全然すごくない、とも思う。

 

あなたはそんなもんじゃない

もっとできる!とも思っているし

やればいいのに!とも思っている。

 

 

毎日ハサミを握りお客様を笑顔にする。
あなたの存在とスキルが心地いい時間を生んでいる。

 

あなたの存在とやってきたことが

お客様に愛されての15年

 

 

まだ結婚する前

ファミレスで「お店をだすならこの店名にしたい」と

彼から聞いたときのことを今でも覚えている。

SCRAP&BUILD  HAIR

 

スクラップアンドビルド

=古いものを壊し、新しいものを創る

 

「今までにない、新しい美容室をつくりたいんだ」

 

素敵だ!と思ったの。

そして、きっとそんな美容室が作れると思ったの。

 

 

ねえ、ラスカル(夫)氏

あなたはあなたのフィールドで

わたしはわたしのフィールドで

それぞれで輝くもよし

同じ何かを見つめていくもよし

15年後には、その答えはでているかしら?

 

 

15年、おつかれさまでした。

そして、本当にありがとう

 

そして明日からの16年目

来年の7月12日を迎えられるよう

粛々と歩んでいきましょう♪