フロンテクーペ50周年記念イベント スズキ歴史館 | 黒いダイスが俺を呼ぶ

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さすらいのSUZUKI SC100乗り。主にスズキフロンテリヤエンジン系を乗り継ぐ。
日活アクション映画、昭和の特撮番組が好物でロケ地巡り。
大日本帝国陸海軍戦闘車両模型も好き。

いよいよスズキ歴史館に入場しますが、

コロナ禍の影響で数名づつのグループでの入館になります。

 

多様な展示がありますが、RRのフロンテに限って展示車両を紹介します。

 

先ず、それまでのFFからリヤエンジン・リヤドライブに変わったフロンテ360(LC10)

極初期型の1967年型フロンテ360デラックス(LC10)

極初期型にはSSではなくともフロントライト・カウリングが装着されていた。

またボディ自体もそれ以降とは違う、フロントウインドウのモールが太いので判る。

サイドターンシグナルランプも丸型だが、それ以降の丸型とも違う。

サイドミラーも違うのだが、これは保安基準対応型になっている。

 

そしてスポーツモデルSS発売に先駆けてアウトストラーダを走ったSS360。

スターリングモスのドライブしたSS360。この赤いSS360はこうして保存されているが、

伊藤光男の乗った黄色のSS360はどうなってしまったのだろうか。(太陽の道走行後の画像)

 

スティングレイルックのフロンテ71(LC10Ⅱ)

LC10のエンジン、メカニズムを踏襲してボディをフルモデルチェンジした。(当初LC10も併売していた)

フロンテ71 デラックス ルマンオリーブ。空冷エンジン搭載。
丸いボディから角ボディスタイルに変わったが、ひとつにはトランクルームの確保という目的もあった。

軽自動車で全幅よりも全高が低くなったのは、このスティングレイルックが初となる。

 

お馴染みのフロンテクーペGX-CF。

スズキ歴史館の前身であるハーテックプラザ設立の時代にフロントバンパーを

統一型の新品バンパーを付けたのでしょうけども、ナンバープレートがフロントグリル側に

はみ出るのはカッコ悪いと思います。むろんフォグランプもスカートパネルに接触しています。

30年前から伝えているのに、相変わらずワイパーアームが左右逆に装着されている。

 

ボディカラーはコンチネンタルマルーン。

 

フロンテ初の4ドアセダン。水冷エンジンのみとなる。

オーバルシェルのフロンテ(LC20)セブリングシルバーのFC。

リヤサスペンションがLC10Wとは変わっている。

 

360から550へと軽自動車規格が変わり登場したフロンテ7S

新規開発の550規格エンジンが間に合わない為に

LC10Wに50年排気ガス規制適合の為触媒をマフラーにセットしたLL20エンジンを元に

443ccにボアアップしたT4Aを搭載したSS10。51年排気ガス規制適合。

ボディデザインは踏襲し拡幅延長したもの。この後T5A搭載のSS20Sに移行する。