一式半装軌装甲兵車・ホハの考察.2 | 黒いダイスが俺を呼ぶ

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さすらいのSUZUKI SC100乗り。主にスズキフロンテリヤエンジン系を乗り継ぐ。
日活アクション映画、昭和の特撮番組が好物でロケ地巡り。
大日本帝国陸海軍戦闘車両模型も好き。

乗員出入口扉の考察時に気になっていた←の陰。

半ドア状態とは言え、明らかに影が下部になるほど大きくなっています。
同一の傾斜角で有るならば、影は直線になる筈ですが、三角形状になっています。
またオレンジの出入口扉の下端からの荷框へ繋がりがおかしいですね。

黄〇の部分は後ほど。

 

前方斜めからの写真から

車框と荷框の側面装甲板の傾きを検証しますと、

上部装甲については車框と荷框の側面は同一の傾斜角と判ります。
しかし、黄線で示した荷框側面下部は、明らかに傾きが違います。

 

側面上部は連続した同一傾斜角の面で構成されている事は間違いありません。

問題の側面下部の面構成ですが、

出入口扉と燈色で示した車框部分は(排気グリルと比較して)同一傾斜であると判ります。

赤線で示した出入口扉の後部から、車框と荷框の側面に段差がある事が確認できます。
 

そうしてみると、車框と荷框の側面は傾斜角が異なり段差がある事は間違いなさそうです。