「嵐の果たし状」.8 郷照寺.3 | 黒いダイスが俺を呼ぶ

黒いダイスが俺を呼ぶ

さすらいのSUZUKI SC100乗り。主にスズキフロンテリヤエンジン系を乗り継ぐ。
日活アクション映画、昭和の特撮番組が好物でロケ地巡り。
大日本帝国陸海軍戦闘車両模型も好き。

櫓組組員から逃れようとする征次郎(小林旭)だが・・・

その行くてには矢切男爵(高橋英樹)が立ちはだかった。

 

征次郎 「矢切!」

矢切 「助けてやりたいのは山々だが渡世の義理やらでそれも出来ん」

    「俺はその連中の組に草鞋を脱いでいるんだ。」

同シーン撮影中のスナップ写真。(松本氏撮影)

撮影当時はなだらかな坂道でしたが、現在は二段に整地されています。

 

当時は郷照寺への参道でしたが、現在は塀が繋がり閉鎖されて

そして当時の階段踊り場の高さで二段階に整地され、

階段が追加されています。左手前の墓石は同じお墓と思います。

(現在の参道は手前に新設され自動車も通れるようになっています。)

 

櫓組組員のドスを奪い取り構える征次郎だが、思いとどまる。

 

隙をついて寺の土壁を飛び越えて姿を消す。

土壁を軽々と飛び越える旭さんのアクション。

ここはぜひとも確認したいポイントでした。

しかし土壁はコンクリート壁に変わりその前に石柱が連立しています。

 

それを見届けた矢切は去っていく。

(この階段は無くなり壁が繋がっています。屋根は郷照寺本堂か)