櫓組組員から逃れようとする征次郎(小林旭)だが・・・
その行くてには矢切男爵(高橋英樹)が立ちはだかった。
征次郎 「矢切!」
矢切 「助けてやりたいのは山々だが渡世の義理やらでそれも出来ん」
「俺はその連中の組に草鞋を脱いでいるんだ。」
同シーン撮影中のスナップ写真。(松本氏撮影)
撮影当時はなだらかな坂道でしたが、現在は二段に整地されています。
当時は郷照寺への参道でしたが、現在は塀が繋がり閉鎖されて
そして当時の階段踊り場の高さで二段階に整地され、
階段が追加されています。左手前の墓石は同じお墓と思います。
(現在の参道は手前に新設され自動車も通れるようになっています。)
櫓組組員のドスを奪い取り構える征次郎だが、思いとどまる。
隙をついて寺の土壁を飛び越えて姿を消す。
土壁を軽々と飛び越える旭さんのアクション。
ここはぜひとも確認したいポイントでした。
しかし土壁はコンクリート壁に変わりその前に石柱が連立しています。
それを見届けた矢切は去っていく。
(この階段は無くなり壁が繋がっています。屋根は郷照寺本堂か)