3話「呪いオレンジアントの死の挑戦」6 | 黒いダイスが俺を呼ぶ

黒いダイスが俺を呼ぶ

さすらいのSUZUKI SC100乗り。主にスズキフロンテリヤエンジン系を乗り継ぐ。
日活アクション映画、昭和の特撮番組が好物でロケ地巡り。
大日本帝国陸海軍戦闘車両模型も好き。

ジローの修理の合間にミツ子は良心回路を完全にしようとする…。
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ミツ子「お願い。完全な人造人間になって。」
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ジロー「ミツ子さんの願いでも…それだけはきけない。」
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ミツ子「なぜなの? お父様もきっとあなたが、」
    「完全になるのを願っているのに違いないわ。」
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(実際の地点は草木で視界が無いので、視界のある場所から撮影。)
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ジロー「光明寺博士も? どうして。」
ミツ子「どうして、あなたにジローと名づけたか、判る。」
ジロー「いや。」
ミツ子「本当は、私たち姉弟に兄がいたわ。名前は太郎。」
ジロー「そうか、それで俺の名がジローなのか。」
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ミツ子「お父様は死んだ太郎兄さんの強い正義感と平和を愛した」
   「意志を継いでもらうつもりで、あなたを造ったのよ。」
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ジロー「太郎は死んだのか。」
マサル「環境警備隊のチーフだったんだ。」
     「山火事が起きて村を守るために死んだんだよ。」
ミツ子「その山火事を起こしたのがダークだったの。」
    「ジローお願い良心回路の最後の部品をセットさせて。」
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ジロー
「俺は…俺は… 」
「あくまでも一人の男として、あなたに接してきた。人間のつもりで。」
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ジロー
   「俺のその体の中は心臓の代わりに、」
   「動力エンジン、頭脳がコンピューター。」
   「解っているが、見てもらいたくない。」
ミツ子「ジロー…。」
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(現在周辺は草木が生い茂りとてもぼら納屋を望む事は出来ない。)
(4枚上の画像ではジローの足元にぼら納屋が確認できるのだが…)