1981年CMCプラスチック製チーフ・スペシャル記事中のイラスト。COMBAT81.9号。
「口笛が流れる港町」その冒頭シーン。
行きすぎるアキラの短鞭を撃ち抜くジョーに、振り向きざまに撃ち返しジョーの黒ソフト帽を飛ばす。
ジョー「やるじゃねえかよ。」
アキラ「お前もなぁ。」
ジョー「なぁに。おまえに隙があるか、試しただけさ。」
アキラ「ほお、物騒な奴だってことは、さっき一目見て判ったよ。」
ジョー「こいつが趣味でねぇ。おめえみてぇな奴をみると、ハジキと一緒に腕がなるのさ。ハッ、ハッ・・・」
アキラ「フッフッ・・・、覚えとくぜ。」
このシーン、帽子の中に弾着を仕掛け、その爆発力でソフトを飛ばそうとしたが1度目は失敗。
2度目は火薬の量を増やし2個つけたものの・・・ ヨーイ、スタート! バン!
その衝撃は頭を金属バットて殴られたよう。頭髪は縮れ上がり5㎝の穴が空いた。しかしソフトは飛ばない。
ジョーはテグスで引っ張るこを思いつく。弾着はいらなかったのだ。
その晩、ジョーはずっとキモチ悪くて、脳内障害が内蔵に来たのか、食事も喉を通らなかった。と言う。
「シシド 小説・日活撮影所」より抜粋。
えびの高原ロケで使われたのは、実銃のS&W M36 CHIEFS SPECIAL で間違いないだろう。
S&Wメダリオン入り純正ウッド・ストック装着なのも確認出る。この時使用されたM36は1丁のみだったという、
ガン雑誌のイラストもあったのを記憶しているが、日活コルトではなく実銃なのだから借りる都合もあるだろう。
そして、アキラは右腕のポケットにチーフをつっ込み去って行くのだが・・・。