こんにちは。5Days宇品南教室です。

 

さて、台風19号の影響で、中止になった、第2回女学院保護者対象入試説明会のスライドが

広島女学院中学のHPに掲載されておりましたので、共有致します。

https://drive.google.com/file/d/1PHpeZARvBWIqpYP5EGzoVP7ueg3AmVku/view

 

スライド71枚とかなり分量ありますね。

 

今日は、スライド内容と、HPで公表されている女学院の募集要項から、

https://www.hjs.ed.jp/cms/wp-content/themes/custom/images/user/candidate/boshuyoukou.pdf

 

受験生がおさえておかなければいけないことをまとめてみようとおもいます。

(必ず、詳細は、女学院公式HP等でご確認ください。)

 

1.入試日程

出願期間:12/9~1/6 WEB出願

書類提出期間:1/6消印有効

*提出書類 ア6年間の通知表両面コピー イ欠席・遅刻の記録 ウ結果通知用封筒

エ遠隔地受験者・生活計画シート オ英語検定合格証明書(エ、オは該当者のみ、ア、イは小学校で準備してもらう)

 

入試日:1/20

配点:国語120点、算数120点、社会50点、理科、50点

(その他、提出書類、面接等を総合して判定)

 

2.2019年入試概況

募集200人

志願者741人

受験者722人

合格者483人

入学者221人

実質倍率1.49倍ですね。

 

各科目の平均点は、

国語 受験者平均66%

    合格者平均73%

算数 受験者平均60%

   合格者平均69%

社会 受験者平均54%

   合格者平均60%

理科 受験者平均61%

  合格者平均69%

合計 受験生平均62%

  合格者平均69%

 

特に算数国語は、配点も大きいので、差がつきやすいと思います。

 

目安としては、7割目指して勉強するのが良いと思います!

過去問に取り組む際の参考にしてみて下さい!

来年も出題傾向大きくは変えないとのことなので、過去問の徹底的な演習が鍵です!

 

次に各科目女学院からのアドバイスをまとめて見ます。

 

国語・文章をなんとなくでなく、正確に読めるようにする。

   ・速く読めるようにする。

   ・問われていることを的確に掴むようにする。

  解答の際、ヒントや導きが問いの中にあることも知っておく。

・語彙力(漢字・意味を)しっかりつける。

 

赤文字にしたヒントや導きが問いの中にあることも知っておく。

これ、めちゃくちゃ大事です。

問題解くときには、問題の一つ一つの言葉大事にしてくださいね。

導きという言葉が、キリスト教の学校らしくて好きです笑。

 

算数:差がついたのが、小問集合、図形

ということです。指導していても、女子生徒、図形が苦手な子が比較的い印象があるので、

なるほど納得がいきました。

小問集合、やはり女学院レベルだと、出来ると差がつけられるというよりも、

出来ないと差がつけられるという認識でいたほうがいいでしょう。

 

女学院からのアドバイスとして、

1 誘導形式にしているので、あきらめずに!

2 小問集合や図形の問題では誘導無しでも解くことができる力!

3 勉強量に見合った試験!

 

大学入試でも、センター試験や、大学入試共通テストでは、

うまく誘導に乗り切る力、そして、二次試験(難関大学特に京大に顕著)の数学では

誘導無しの問題で、完全解答できる力のできる生徒を求めている傾向があるので、

大学入試の傾向を意識した出題と感じています。

まずは、計算問題、典型問題を正確に解ききる能力が女学院突破には不可欠だと思います。

 

次に理科です。

女学院が言っている理科の入試で確かめたいこととして、

丸暗記ではない論理的な現象の理解

身の回りの自然現象について学習したことを使い説明できるか

問題文、表、グラフが理解できるか。

 

今年の問題では、月の問題、てこの問題がその典型例です。

そして学校からのアドバイスが

問題文、表、グラフの読み取り練習

身近な自然現象に興味を持つ

学習したことが日常生活のどんなところに利用しているか考える。

自分の言葉で説明できるように

 

理由、記述の室題もあると考えて、準備しておきましょう!

あと、問題文のよみとりとあるのも注意です。

指導していて、案外問題文読めていない生徒多いです。

国語のアドバイスとも重なりますが、問題文にはヒントが隠されていると考えて慎重に

読みましょう!

 

最後に社会です。

問題形式は、

教科書記載の基本的知識

グラフ・資料・地図の活用力

物事を正しく説明する力

時事的な関心や平和関連の出題

とのことです。

キリスト教学校だけあって、平和関連の出題も比較的出題されるのが特徴です。

 

グラフ・資料・地図を活用した問題は、大学入試共通テストの傾向を意識した問題だと考えられます。

学校からの学習のアドバイスとして、

基本的な知識の習得⇒活用

②物事の説明のために

あ 設問の要求に沿う

い 学んだこと+設問+読解=解答

う 2つ以上のことを組み合わせる

 

があげられていました。

説明のためにのポイント3つは、

そのまま大学入試の論述のポイントですね。(特に東大)

 

女学院、東大、京大はじめ、大学の合格実績も凄いです。

 

2019年 東大1名、京大1名、大阪大1名、東北大1名

名古屋大学3名、九州大学3名、神戸大学3名をはじめとして

 

国公立大学92名合格しています。(前年は81名)

そのうち、医学部医学科も5名!

 

受験生の皆さんは、これから苦しい時期が続きますが、ここからが正念場です!

憧れの中学校生活目指して、がんばりましょう!!

 

5Days宇品南教室

https://5-days.jp/school/ujinaminami/