お待たせしました( ・∇・)
つづきです笑

BL要素を含んでおりますので、苦手な方はお戻りください。

にのちゃん視点








触れて

離れて

また、触れて…


唇から伝わる熱に、何も考えられなくなっていく。

彼の背中に回した自分の指先が、もう離さないで と言わんばかりに、ぎゅっ…とシャツの裾を握りしめていた。

誘うように薄く唇を開くと、その隙間をこじ開けるように舌が差し込まれ、彼の…
潤くんの味が口いっぱいに広がる。

部屋に響く、湿った音。

静かに押し倒されると、咥内で絡まり合う舌と同じように、次第に…互いの腕や足が、まるで "ひとつの塊" になりたがっているかのように絡まり合っていた。

キスを繰り返したまま、そっと…捲り上げられたシャツ。
その下には何かを感じ取っているかのように、自己主張を始めた小さな粒が二つ並んでいた。
ツン と尖るそれは、潤くんに触れられるのを待っているよう。

潤くんは、昂る気持ちを抑えるように 
一度、唇を解放して…

そして見下ろされた。


「嫌なら…今言って。
そうじゃなきゃ、もう止められないけど」

「…嫌じゃないよ。
でも、潤くんこそ良いの?オレ…もうあなたを離す気ないけど」

「それ、お前が言う?」

「…」

「……」


少しの間、見つめあって…

そして、ぷっと吹き出した。


…あぁ。
大好きな潤くんの笑顔だ。


手を伸ばすと…
潤くんはその手をとり、そっと口付けた。


「もう、離さないから…」


シャツのボタンが 全て外され、効きの悪いエアコンの風が肌にあたった。
床暖房など無い、冷んやりとしたフローリングの感覚と重なり、反射的にブルっと震える。


「寒い?」

「大丈夫。すぐ…温かくなるでしょ?」

「間違いない」


そう言って笑った唇は、首筋に落ち
そのまま…胸元へと下がっていった。


「ん…アッ」


想像していたよりも強い刺激に、オレは背中をのけぞらせた。

ビリビリと痺れるような…
それでいて、極上に甘い。

全身を駆け抜けたその疼きは
すぐに腰の奥深くへと繋がり

股間の熱を押し上げた。


胸の果実を含まれたまま、下の…熱を握られる。

身悶えながらも
覚えのある快楽に、次第に溺れていった。




つづく


ちょっとバタバタしてまして( ・∇・)
短いけどご勘弁を笑



miu