つづきです


ニノちゃんサイドばっかでごめんください( ・∇・)

とりあえず34話(←限定の部分笑)までは書き終わったからね♪

(何の報告)










「じゃあ…オレが抱かれる方で」



そう言って 見上げれば、まぁくんは凄い勢いで頷いていて。ぶんぶんと風を切っている。どっかに首が飛んでいきそうよ。笑


そんなに嬉しいのかな。

///まぁくんが喜んでくれて、オレも嬉しいけど。


でも、今日はここまで。

お互い明日は仕事だもん。風邪をちゃんと治しておかなくちゃね。


そんなオレの言葉に、まぁくんはすっかり意気消沈。めいっぱい膨らんでいた風船の空気が一気に全部抜けたみたい。

…ちょっと可哀想だったかな と

そう思いながらも気にしないフリをして、買ってきたお弁当を食べ始めた。


だってさ?

男同士のセックスって、そんなに簡単じゃないのよ。オレだって決して慣れてるワケじゃないし、ローションとかジェルとか…

実際はそういう潤滑剤が無いと挿れるのは難しいワケで。

まぁ、そういうことも含めて…まぁくんとゆっくり進んでいければ良いと思ってるから。


まぁくんも諦めた様子で、冷蔵庫からお茶取り出すと テーブルの上に置いた。素直にお蕎麦を食べ始める。うんうん。いい子。

静かに食べてる…と思いきや、見れば何やらスマホに指を滑らせていた。


食事中くらい、スマホ置けばいいのに。

あ…でも、仕事の連絡とかなのかな?

それなら仕方ないか。

そう思っていたら、真面目な顔をしてオレに画面を向けた。



「うーん…たくさんありすぎて全然分かんないや。ニノはどれが良いと思う?」



そこには、画面いっぱいの…


//////え、アナタ何を検索してたのよ。

思ってもいなかった画像の出現に、思わず吹き出してしまった。気管に入ったみたい。苦しくてゴホゴホと咳き込むと、まぁくんの大きな手が背中を優しく撫でてくれた。


そんなことまで調べたの?って聞いたら、大事なことだもんって。

オレが思っていたよりも、しっかりと…先のことを考えてくれていたことが嬉しくて。一緒になって 画面を覗き込んだ。


顔を見合わせ、悩みながら…

いっぱいある商品の中から、評価が高くて"男性用"と書かれたローションを選んで画面に触れる。


こんな…初めての準備をふたりでする なんて、オレたちらしくて良いかもね。ふふ。



「あとは、風邪を治すだけだね」



それって…

あの、そう言う意味、よね//////


くふくふと笑っている まぁくんに

オレも うん、と頷いた。






つづく




miu