たくさんの おかえりとおめでとう♡

嬉しいぃぃぃ!!( ;∀;)


本当にありがとうございました┏○ペコッ


礼申し上げますキラキラ









つづきです









.*・゚(*º∀º*).゚・*.


うんうんうん!

それなら、遠慮なく抱かせていただきます!!


首が飛んでいきそうなくらい、ぶんぶんと頷いているオレの腕の中から、ニノはするりと抜け出した。



「でも、今日は…ダメよ?

まぁくんもオレも明日仕事だもん。薬飲んでちゃんと休んで…風邪を治してからね」


「え…」



目の前で閉められたシャッター。閉店ガラガラ。えええ、そんなぁ。


いや、風邪はもう大丈夫なんですけど。

元気を持て余して部屋を大掃除しちゃったくらいだよ。

…って、そんなアピールもニノには通じない。コンビニで買ってきてくれた晩ご飯をローテーブルの上に並べてペタリと床に座り、いただきますって食べ始めている。切り替え早っ。


オレは、渋々…冷蔵庫からお茶を取り出してニノの前に置いた。向かい合わせに座る。


まぁ…確かに潤滑剤も無いし、今日は難しいよね。



「…いただきます」



パチンと手を合わせ、ニノが買ってきてくれた蕎麦をズルズルと啜った。もぐもぐもぐ。


…あ、そうだ。善は急げ。

食事中に行儀が悪いとは思ったが…

オレは箸を置くと、スマホを取り出し、画面をタップした。

検索画面に打ち込んで…

表示された商品をスクロールしてみたけれど、延々と続く。

え、こんなにあるの?

あまりの多さに、途方に暮れてしまった。



「うーん…たくさんありすぎて全然分かんないや。ニノはどれが良いと思う?」



"ローション"で検索した画面を見せると、ニノは食べていた親子丼をブッと口から噴き出した。ゴホゴホと激しく咳き込んで苦しそう。

まだ風邪が治りきってないのかと心配になり、背中を撫でると真っ赤な顔でオレを見た。



「まぁくん、そんなことまで調べたの?」


「うん。だって…大事なことだもん」


「////// …そっか」



遠慮がちに近づいてくるニノを引き寄せ、ふたりで画面を覗き込む。

悩んで…たくさんある中から、評価が高くて"男性用"と書かれたものを選んで画面に触れた。

ついでにゴムも一緒カートに入れる。

お買い物完了♪

あとは、風邪を治すだけだね。

くふふって笑うと、ニノは恥ずかしそうに うん って頷いた。




それから…


メッセージのやり取りをしたり、部屋に訪れたりしながら、次の週末を待った。

…もちろん、注文したものは既に届いていて。

はっきり "いつ" と約束した訳じゃないけど、なんとなく…日曜日かなって思っている。たぶん、ニノも。

でも、そればかりが目的じゃないから…


ニノがもう一回見たいって言っていた映画のDVDも買って、お家デートの準備を楽しんでいた。







つづく





miu