つづきです。

BLですので、苦手な方はお戻りください。










大きな両手が、腰を押さえた。

オレの中の熱が…
さらに膨張していく。


「悪りぃ…動くぞ」


激しく

でも、決して 乱 暴 ではない 突 き上げに
オレは身を任せた。



部屋に響く肌を打ち付ける 音

熱のこもった瞳に焼かれ…
汗ばんだ肌に、乱 れ たシーツが張り付いた。


…嬉しかった。


荒々しく途切れる息も
滴る汗も
初めての鈍い痛みも


オレの全部で智さんを感じてる。

オレの全部が…
智さんを求めてる。


数回大きく打ち付けたあと
小さく息を飲んだ智さんが震えた。


…唇が落ちてくる

甘い、甘いキス。


糸を引きながらゆっくりと離れる唇と一緒に、オレの中から出ていこうとするから…

背中に手を回し、引き止めた。


「かず…一度抜かないと」

「ね、もう少しこのままで…」

「う…いや、でも」

「…お願い」


困った顔の智さんを抱きしめ、くるりと上下を入れ替えた。一度 放ったとはいえ、ソレはまだオレの中で一定の質量を保っている。

起き上がり自分の体重で…

奥まで 迎え 挿 れ た。


「……っ、ふぅ、ん/////」


頼りない知識を総動員し、腰 を 振る。

切なげに揺れている自分の…モノを、この手に握りながら。


「////// かず…」


自身を握った手が、智さんの手に包まれる。
そのまま上 下 に 扱 き始めた。


「アッ…////// 」


先 端 からは 蜜 が流れ落ち
下 腹 にキュウっと熱が宿る。

それは、瞬く間に 吐 精感となって駆け上った。


「ん…ぁ!!」


繋がりながら…迎える 絶 頂

弾けた愛欲は智さんの腹に飛び散り
その上に崩れ落ちた、自分の躰をも 濡 らすことになった。





つづく





miu