前編が残ってて、後編消えるって
( ̄▽ ̄;)えー

おかしいなぁ…


末ズのお話、つづきです。

BLですので、苦手な方は進まずお戻りください。













立ち上がりカズも服を脱ぎ捨てると、その華奢な躰に似合わない立派なモノが現れた。
見慣れているが、その雰囲気には圧倒される。

…股 間 の 雄々しい存在から
思わず 瞳をそらした。

挿 れ られるのが嫌だという訳じゃない。
この後の愛欲に塗れる 自分の 痴 態 が 容易に想像できるからだ。

多少 強引なこともあるが、カズとの行為には愛がある。それは、合意の上に成り立ち、一方的にどちらかの欲を処理するためのものではなかった。

挿 れ ても
挿 れ られても

必ず…心も躰も満たされるから。


……!!


押し入る、熱。

けん先が 玉を突き刺すように、鋭く俺の躰を貫いた。






何度も突き上げられ…
3度目を放ったのは覚えている。

でも、まだ終わらない。
深く繋がったまま…カズの意のままに 体 位 を変えられた。

上向き
下…

激しく  
時に、ゆっくりと  俺の中をかき回す熱。


ウァ…ッ、ハァ
クッ…


(…なんか、けん玉の技でこんなの…あったような)


飛びかけた 意識の中で
俺は…そんな事を考えていた。






「アナタも練習したら、上手くなりますよ」


ぐったりと ベッドに横たわる俺の頬を、小さな手が滑った。


「…練習って、どっちの?」


飴色の瞳が 笑う。

何度も吐き出し…
空っぽになっていたタマを、小さな手が ぎゅっと握った。


「そうね、どちらかと言えば、こっち…」


…撮影での会話を思い出す。

それなら、と  枕元に置いてあった スマホに手を伸ばした。


「カズ…お前、家でくつろぎながら練習してるって言ってよな。技の動画見て」

「は?  …うん、そうね」

「じゃあ、俺も練習するから…動画 録らせろよ」


スマホのカメラをカズに向け、録画ボタンに触れる。
クッと…口角があがった。


「……けん玉の、じゃなさそうですね」

「さぁ?  …お前の思う方で」



小さな画面の中

カズの赤い舌が…濡れていた。






おわり




miu