にのあいのお話です。
こんなタイトルだけど、猛獣さん♪


ゼロの旋律が重たくて( ・∇・)ちょいと息抜き♪

毎度、馬鹿馬鹿しいお話です。

キワモノにつき、ご注意下さい…








「……ニノちゃん、はい お中元!!」

…はい?
突然の来訪者に、ゲームを手にしたまま 固まったワタシ。

あ、そう。 
今日は夜中に忍び込むんじゃないんだ。

目をキラキラさせた相葉さんが、何やら重そうな箱をかかえていた。


「…何ですか? 
お中元って…ちなみに、ビールも油も間に合ってますけど」

「うん、知ってる! だから…生もの♪」


生ものって…ワタシ、食えないけど。


「はいっ、コレ…」



(.゚ー゚)アセアセ

…なんだろう。
めっちゃ目が合っている気がする。

あんまりビックリして、腰が抜けたオレは
その場に座り込んでしまった。


「………相葉さん? これ " 生もの " じゃなくて " 生き物 " よね?」

「ん?そうとも言うかな?」

「…それに、ワタシ 生ものは 食えないんすけど」

「そっか…マナブのロケでもらったんだけどさ。
そうだったよね、食えないんだ!
あ…じゃあ食べるのやめて 飼っちゃう!?」


食わないし、飼いません。


「全力でお断りします。コイツは持って帰って下さい」

「えー?!
だって、毛も抜けないし、吠えないよ?
ペットとしては、最高じゃない?」


いや、そう言う問題じゃない。
何か間違っている気がするが、そんな事は もはや どうでも良い。
ポタポタと落ちる水で、床がびしょびしょだ。
わぁ、気持ち悪い。


「とにかく、受取拒絶。
今すぐ お持ち帰り下さい」

「ちぇっ…
わかったよ。オレんちで飼うから。
…あ、でも一つだけ良いかな?」


座り込んだまま、腰の立たないワタシに
ゆっくりと近づく 一人と一匹。

嫌な予感しかしなかったが、身動きが取れなかった。


大きな手が肌を滑る…

気付けば、着ていた服は 前が大きくはだけ
白い肌と桜色の粒が 曝されていた。


「コイツに、名前 つけて?」

どうでもいいわ、と言いそうになったが 
そこは何とか思い留まった。

ワタシには どうでもいい事でも、相葉さんは真剣なのかもしれない。
本気で飼うつもりなら、名前も必要だろう。


「え…と、タコ太郎かな」


…聞かれたから答えるけどね?

正直、タコに 興味ないのよ。


「タコ太郎…いい名前!
ほら、コイツも喜んでる!!」


ホントかよ。

ずい、と差し出されたタコ太郎は
ニヤリ と いやらしく笑った…気がした。
背中に悪寒が走る。


「相葉さん、そいつ戻して来てよ」

「えー?  お礼がしたいって言ってるよ♪」


誰が?
タコが?

タコ語まで マスターしたのかよ。


いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや、そうじゃない!


「あの、やめて…
あっ?  あーーーっ!!!」



ボトッ



白い肌の上を、滑ったタコが這う。

…それは、異様な光景だった。


吸い付く吸盤
ヌメヌネと蠢く触手…

それは、胸の尖りを弄んでいた。


「ひゃ…あー!!や、やだっ!」


ビビるワタシを 嘲笑うかのように
タコ太郎の手…足? は 下へと伸びていく。


…擽ったくて身をよじると、見透かしたように、オレの 恥ずかしい部分を巻き込んだ。



「あっ…ぁぁぁぁぁ…! ////」

「うわ…凄い。
なんかエロいよ。オレも勃っちゃった…」


タコのように尖らせた唇で

チュ…と  キスをした。











ミシッ…

ミシミシッ…


ギィ…パタン



ん……あれ…?


覚醒しきらない、意識。

寝てたんだ。


…なんだか夢を見ていたような気がする。

じっとりと汗ばんだ背中が 気持ち悪かった。


真っ暗な部屋の中
すぅ、と空気が動いた。

でも、それは 良く知っている気配。


「…相葉さん…?」

「ごめん、起こしちゃった?」

「ん…寝てたみたい」


んー、と伸びをひとつして 体を起こし
ベッドの上に 座った。


「おかえり」

「くふふ…ただいま」

「今日はロケだったんだよね。
マナブだっけ?何やったの?」

「聞いて?! 今日はさ…タコを捌いてきたんだよ」


………?

タコと聞いて、思わず胸が騒めいた。

まさか、ね。



「…あ、そう…それは大変だったね」

「でね? 生きたタコを貰って来たんだけど…
ニノ、名前をつけてくれる?」


真っ暗な部屋のハズなのに

相葉さんの瞳が 
ギラリ、と 光を放っていた。




終わり♪



*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*


タコ太郎…( ・∇・)
どこかで聞いた名前。

カマキリの カマ太郎ってネタがあった。笑


マナブでタコと戯れる相葉さんを見て
すぐさま 相葉さんとタコとニノちゃんの3 P を妄想したのは私です。 

忙しくて 書けないまま 、既に一週間経っちゃったし。 
もう書くのやめようかと思ったんだけど、なんか書いちゃった。まぁ良いか。( ̄ー ̄)良いよね。
(無理やり同意を求めるとか)

これを書いてる間、葛飾北斎の描いた 『蛸と海女』がフラッシュバックする始末。


理性のボカシ。笑
スゴイよね…この発想って。


本当に 変な態だなぁ。

いい加減、葉担さんに怒られる:(;゙゚'ω゚'):

夢オチだから許してね♡ とか言ってみる←

…しかし、ニノ担さんに怒られる気がしないのは
なぜだろう( ・∇・)



さ、今日は嵐さんにいっぱい会えるね♡
しむどう、しやがれ…
ニノさんスペシャルもあるし!
楽しみだ♡



そして 何事もなかったかのように帰る…

*-ω-)ノ"ばいちゃ




miu