5月10日のVS嵐から。
翔潤のお話です。
軽くBL含みますので、ご注意下さい。
「なぁ…今日、行って良い?」
…突然、家に寄ると言った翔さん。
普段から ギチギチにスケジュールを組んでいる彼は、思い立ったように家に来る…なんてことは あまり無い。
仕事終わりに、他の友人と会う約束をしていることが多いし、翌日の仕事の準備に時間を確保する事も、また然り。
それに関してはオレも似たようなものだ。
互いの仕事・交友関係は、大事にする。
そのかわり、二人でいる時は…
離れる暇が無いくらい、ベタベタな甘い時間を過ごすというのが、俺たちの日常だった。
理由は分からないが、この後 俺も特に予定はない。明日の仕事も昼からだ。
恋人の訪問を断る理由は 何も無い。
「うん、良いよ…」
珍しい組み合わせに、目を白黒させているマネージャーの車に乗り込む。
翔さんと二人、俺のマンションまで送って貰った。
「どうぞ?」
招き入れると、真っ直ぐ寝室に向かう翔さんに、さすがに ムッとした。
「…シャワーくらい浴びさせてよ」
「あ…そっか。その方が良いよな」
…ムードないなぁ。
長い付き合いとは言え、それだけが目的のようで、何となく面白くない。
翔さんを部屋に残し、一人でシャワーを浴びた。
肌を流れ落ちる水滴を眺め、この躰に触れる 翔さんを想像する。
…やっぱり、恋人に求められるのは悪くない。
腰の奥に、ジワリと灯る熱を感じた。
「お先。翔さんも入ってきたら?」
翔さんとの甘い時間の始まりは…
躰を綺麗にして、酔わない程度に酒を少し。
その後で、濃密に 肌を合わせる。
…それが、ルーティンとなっていた。
それなのに、返事が いつもと違う。
「じゃあ、ベッドに行こう?」
あまりにも 性急に求める翔さん。
嬉しいのを通り越して、不安になった。
「…翔さん、どうしたの?」
「へ?何が?」
「だって、ベッドって…そんなに溜まってる?それとも何か別の理由が?」
「いや…だって 潤、今日の収録大変だっただろ?身体が キツイんじゃないかと思って」
…は? 収録??
確かに、今日のVS嵐の収録は、武井壮軍団に続き、チームパシュート との二本撮り。
体力自慢のチームと アスリートチームとの連続対決というのは、想像以上にキツかった。
さすがに疲労感が半端なくて、特に…脚なんて パンパンだ。
「まぁ、下手くそだけどさ?
脚のマッサージくらいしてやるよ」
「え…」
//////// そういう事か。
…ただ、セッ ク ス をしたいだけだと思っていた自分が恥ずかしい。
視線を落とし、俯いた。
その微妙な変化に気づくのは、翔さんの特技だ。ニヤニヤと笑いながら、耳元に唇を近づけてきた。
「やっぱ…シャワーしてくるわ。
マッサージは、もうひと運動してからにしよう?」
「もう…翔さんっ!!」
バスルームに向かう 背中を見送った。
考えてみたら…
武井壮軍団・チームパシュートに続き、櫻井翔との対決、か?
…俺の体力…保つかな。
若干の不安を感じながらも
笑っている 俺がいた。
終わり
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
このところ大宮さん続きなので
ちょこっとだけ翔潤を



考えてみたら、リアル設定の翔潤は初めてですね。
個人授業でしか、書いてなかったわ!
たまーに出てくる、日常の風景。
" 翔潤 " のテーマ別も作ってなかったから、とりあえず 短編 に入れました。←
翔潤不足のお友達♡
少しだけど、チャージしてね( ̄∀ ̄)
今日は しやがれだー!!
楽しみ
では♪
miu
