翔潤のお話です。
BLですので、苦手な方は進まないようにお願いします。













脱力し、沈む潤の躰を
背中側から ギュっと 抱きしめる。


「…しょおくん…」

「ん?  あ…ごめん!」


見れば、手で受け止めた 潤の 蜜 液 が ポタポタと伝い、雫を 垂らしていた。
自分の… 濁 が 躰に纏わりつくというのは、あまり気持ち良いものではないかもしれない。

ベタつく 体 液 を拭こうと、ティッシュに手を伸ばすと、その手を絡め取られた。

光る…
水分を含んだ 大きな瞳が、俺を見つめる。


「拭かないで良いよ」

「え?」

「だって、また汚れるし」


そのまま体重がかけられ
ギッ…とベッドが軋む。

気付いた時には、潤 越しに
真っ白な 天井が見えていた。


「…もう一回、しよ?」


ゆっくり近づき、深く重ねられた 唇。

少し厚みのあるそれは
柔らかくてマシュマロのよう。

味わいたくて…唇と舌で挟み、食んだ。


はぁっ…


漏れる吐息とともに
たちまち 下腹に集まる…熱。

張りのある 割.れ目 の間に挟まれていたモノが、硬く反応したのを確認すると、乗り上げていた潤は、俺を満足そうに見下ろし、微笑んでいた。









どのくらいの時間 
二人で こうしていたのだろう?

途中、一度シャワーを浴びたのに
汗と…色々なモノで塗れていた。

グゥ、と鳴った腹に

昼メシを食べていなかったことに
今更ながら 気づいた。

もう、夕飯の時間だ。


「…潤、メシどうする?」

「ん…?」


{1ABB4AAD-C219-4131-BED4-1FF540413D0F}

気怠そうな様子で 顔を向ける。
…それが、何とも色っぽい。

(もう一度)

過ぎった考えを慌てて打ち消す。

これ以上は…
さすがに無理だろう。

自分の思考に 苦笑いした。


「しょおくん…今、何時?」

「6時過ぎたよ」

「え?そんな時間?!」

「潤といると…時間が あっという間だな」

「…うん」


のそり、と起こした躰を支え 抱きしめると
ぴょこんと跳ねた髪が俺の鼻を擽った。

可愛いなぁ…

そっと 横に流し、 撫で付ける。


感じる 潤の体温は
沁み入るように心地よくて



離したくない



そう…

思わずに いられなかった。








絶倫…笑



miu