にのあいのお話です。
軽くBL含みますので、ご注意を。











「じゃあ…雅紀、後は頼んだぞ」

「はい、お疲れ様でした」


時計の針は、閉店時間を少し過ぎたところを指している。

親父と…
恐らく、これからワタシ達がお世話になるであろう カウンターに座っていたお客さんは、一足先に店を出た。
どうやら、この後ふたりで一杯呑みに行くらしい。

店内を片付けを終え、道具の手入れを始めるまーくん。
…この後は、もうワタシに手伝えることは無い。


「まーくん、先に2階に行ってるね」

「うん、オレも…これが終わったら すぐ行くから」


先に階段を上り、風呂に湯を張る。
テレビをつけると、あまり知らないお笑い芸人が声を張り上げていた。
それを横目で観ながら、クスッと笑う。

夕方 部屋の中に取り込んでおいた洗濯物を手に取り、畳んだ。

積み上がるタオルの山に

(なんか、ホントに奥さんみたいだな)

…そんなことを思って、頬を緩めた。


バタバタバタ…
階段の方から、軽快な音が聞こえる。


「ね!カズちゃん、風呂は?!」

「んー…そろそろ良いんじゃない?」

「一緒に入ろっ!」

「…やだよ、狭いし」


あからさまに
がっくりと肩を落とす まーくん。


「だってさー…寝る時間は今までと変えないようにするでしょ?
そうすると、カズちゃんとイチャイチャ出来る時間ってこのくらいしか…」


イチャイチャって ////
…まぁ、確かに。

過去の経験から、翌日の仕事に影響を与えるような付き合いはしない、と いうのは 暗黙の了解。
まーくんの 睡眠時間の確保は絶対だ。

就寝時間から逆算して行くと…
別々に風呂に入った場合、あまり触れ合える時間は残らないだろう。

恥ずかしいけれど、仕方なく譲歩してみる。


「じゃあさ…一緒に入る?」

「やった!  入るっ!!」


小躍りしながら風呂場に向かう。
わかりやすくテンションが上がる姿に、思わず笑ってしまった。



「カズちゃんだって忙しいのに…
いつも ありがとね」

洗面所に置かれた タオルと着替えを手に取り、振り返る。

優しい顔…


「////  別に、このくらい…」

{CC82C40F-569A-4B30-8D81-6349BBD57C89}


投げられた言葉が面映ゆくて下を向いた。

衣擦れの音に続き
ばさっと 足元に服が落ちる。


…ドキドキして
もう、顔を上げられなかった。



つづく


*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

今日は、人間ドックに来ております。
まだ終わらないの(´・_・`)

あーお腹すいたっ!!

毎回思うけど…
無駄に綺麗な病院←え

もう、ホテルみたい。
儲けてるな( ̄ー ̄)

さっき、マンモグラフィを撮ったんだけど。

自分の胸…

潰れた カエルみたいで笑ったわ( ̄∀ ̄)


さ、胃カメラ行ってきまーす!!




miu