末ズのお話です。
BLですので、ご注意下さい。


同じような、暗闇ネタ多数でしょうか?
ネタ被りご容赦を…











VSの収録の後 
カズの家へと 連れて来られた俺。

裸でベッドに 転がされたところまでは
まぁ…想定内だった。

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見上げた天井は、間接照明の柔らかなオレンジ色が映り込み、ゆったりとした 空間を作り出している。

ドアの近くで目を細め、楽しそうに 俺を眺めていたカズへと 手を伸ばした。


「フフッ…たまには趣向を変えてみますか?」

「…カズ?」


!!!
突然訪れた 深い、闇。

ドアの隙間から、仄かな明かりが漏れていないかと期待したが、光源は何一つ無かった。
…廊下の電気まで消されたのだろう。


何もない空間に 
ひとり ポツンと取り残されたような…

そんな 寂寥感に襲われる。


ギシッと ベッドの軋む音

僅かに…空気が 動いた。


それが カズだと分かっていても
やっぱり怖くて

プライベートスペースに入り込む何かを
捉えようと 

俺は必死に 手を振り回していた。


「うわ…マジ、勘弁してくれよ…」


ここでは、虚勢を張る必要はない。

数時間前は、カメラがあるからこそ 耐えた収録。そうで無ければ…

…もう、泣きそうだった。


” 何か ” が 身体に触れ 

あ、思った 次の瞬間
少し冷やりとした腕の中にいた。


カズだ…よな。

頬にかかる髪に 少し安堵したものの

暗闇への緊張感は 変わらず
身体は 固まったまま。

ピクリとも動かない俺の 様子
それを拒絶と受け取ったのか

カズは 痛いほどに ギュッと 尻を掴んだ。

ツ…
小さく 息を呑む。


あいつのケツを揉んだことを怒ってるのか。
…だって、怖かったんだよ。

あんな風に ふざけたフリでもしてないと
見えない何かに 囚われてしまいそうで…

最低限、VTRの撮れ高を確保するために
俺なりに必死だったんだ。


「う…ゴメンって…」

「…触り心地 どうだったの?」


聞き慣れたカズの声に  
フッと 身体から力が抜けた。


「お前の方が、断然良い」

滑らかさはもちろんのこと
弾力が絶妙で…

色といい 形といい
俺を魅了して止まない、カズの 尻。
今、見えないのが残念だ。


「それはどうも♡」


吐息が かかる距離

見えないけれど
確かに互いの顔が 目の前にあった。

柔らかな感触が目蓋を塞ぎ

そこから…ヌルリとした感触が
ゆっくりと首筋を這い下りていった。

ツ… と 移動した 舌 が 敏感な場所に触れる。


「あ…」

ピチャピチャと 
ワザとらしい程の 大きな音を
胸元から響かせていた。


「……声がしてれば安心なのよね?
ほら、アナタの 乳 首   勃 ってきた」

「や、それは…」
舐 められれば、勃 つだろう。


「摘んでみようか?
フフッ…可愛いなぁ。コリコリしてる」
/////
だから、言わなくて良いって。


「次は?  どこを実況中継する?
…ココ?」

伸ばされた手が 体毛をかき分け
的確に俺のモノを捉える。

しかし、それはまだ…


「ふーん…萎えてますね」

「しょうがないだろ!
こんな状況で、そんな急には 勃 たねえよ…」

「ワタシはいつでもイケますよ?
じゃあ…良いよね?」

グッ  と
折りたたんだ足を 胸まで押し上げた。


「自分で 持ってて…」


これが明るい場所なら
とても…素直には 応じないだろう。

でも、自分もカズも 見えていないと思うと
変に大胆な気持ちになる。
胸の前で掴んだ足を、M字に 大きく開いた。

立派に生い茂る 密林の中

隠れんぼをしている 子どものように
ふるふると震えている自身が眼に浮かぶ。


くくっ と
押し殺したような笑いの後

滑りを纏った熱が  蕾を探り
その中心を押し開いた。


もう、怖くない。


部屋の中には 
二人の喘ぎと、息遣い

求め、触れ合う肌…

…手の中には カズがいるから。


快 楽 に慣れた躰は 素直に 勃 ち 上がり
たちまち、その 質量を増していく。

やがて  せり上がる 射 精 感 に
躊躇うことなく、俺は 身を任せた。





ウトウトと…
少し 微睡んでいただろうか。

寝返りを打った 手に
冷やりとした 固いモノが触れた。

…何だろう?

何気なく…それを目元に引き寄せ
覗いてみた。


…え。


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モノクロの世界の中で、愛らしいカズの寝顔がハッキリと映し出されている。

番組で使用していた 頭に装着するようなタイプではないが、手のひらサイズのこの箱を通して見ることで、明らかに闇を無効化することができる。


「そういうことか…」

チッ と 舌打ちをひとつした。

俺は、まんまと カズの手中に嵌っていた訳だ。二本撮りだったから、あの後 速攻で マネージャーに買いに走らせたのだろう。

カズの、あまりにも 早い対応に
感心…というか、笑ってしまった。


まだ、夜は深い。


さて…
俺も楽しませて貰おうかな ♪


カズの 位置を確認した俺は

尻 へと 手 を掛け  
大きく…割り開いた。





終わり



*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

ここで、終わっておこうかな。
ダラダラ続けるのもアレなんでね。笑

あの時の潤くん…
怖いのを必死で我慢していたように見えたのは私だけでしょうか。

よし、もっと怖がりたまえ。
ってか、ヤられてしまえ。( ̄∀ ̄)
(M気質のくせに、対潤くんではS発動する私。爆)


わはは♪


じゃーね!




miu