つづきです。
本編はお休み中…
BL含みますのでご注意下さい,








side: N


真っ白いシャツの中へと手を 忍 ばせ
そっと…胸の 粒 を探る。

「…え、カズ兄?」

少しの戸惑いを隠せないでいる 雅紀を
ソファの上に 押 し 倒した。

プクンと 膨 らんだ小さな尖り の 場所を確認すると、シャツの上から…唇を当てた。

唾液で湿っていく 胸元。

これ見よがしに  舌をチラつかせると
雅紀の頬が…真っ赤に色づいていた。


甘い香りと…少し高いその体温が 
体に沁みて 心地良い。


雅紀が 気にしている事

単純に 櫻井と二人きりで出かけた事…では無いように思う。

それなら?

何を気にしている?


そっと…唇を合わせると
震えるような 小さな声が 耳に届いた。


「オレ…カッコ悪くて…」

…?
僅かな嫉妬心を表に出した事が、お前の心を曇らせているの?

雅紀は俯いたまま 
オレの顔を見ようとしなかった。


「…カズ兄どころか、先輩にも追いつけない…」


……あぁ
嫉妬心よりも…


「…それって、追い付く必要あるの?」


ゆっくりと雅紀が 顔を上げた。

揺れる瞳で 俺を見つめる。


「今、ここに居る雅紀が 好きだよ。
…それじゃ、ダメ?」

「カズ兄…」

「元気いっぱいで、キラキラの笑顔をしてて、努力家で、ちょっと…かなり エッ チ で」

雅紀の胸に ツ…と 指を滑らせ
透けた…乳 首 を捉えた。


「そんで…さ。
自分が思ってるよりも、お前はずっと大人…だよ?」


二人の間の空気が 揺れる。

次の瞬間、天地がひっくり返っていた。

その 力強い瞳は
まっすぐ オレを見据えている。
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「何より…オレを こんなに夢中にさせてるのは、お前だし/////
まだ足りない?
足りないなら…

………確かめてみて?」

後頭部に手を添え
引き寄せた。


うん、という返事が
直接 脳へと送り込まれる。

合わせられた唇は 深く繋がり

飲み込んだ吐息とともに 絡め取られた。


つづく


miu