お久しぶりな にのあいのお話です。
BL含みますので、ご注意下さい。









まだ ジンジンと…違和感の残る 後ろ。

シャワーで 洗い流したものの

それでも、動くたびに
中から…残った 精  液 が少しずつ 漏れ出し

それが、オレの太腿を伝い 濡らしていた。

それが…
女性の 愛 液 みたいで 
なんとも 恥 ず かしい。

雅紀の 胸 に 顔を埋め

ただ…愛する人の温もりを感じていた。


熱い唇が  耳 頬 鼻先  と
あちらこちらに触れ…

二人の間に 甘い 時間を落としていく。


「…カズ兄? 寝ちゃった?」

「ううん、まだ…起きてる」

「あのさ、オレ…免許取りに行こうと思って」

「あ…そうだな。
進路も決まったし、良いんじゃない?」

「でね?
免許取ったら…行きたい所があるんだ。
カズ兄、一緒に行ってくれる?」

「もちろん!…でも、何処だよ?」

「ナイショ♡」

そう言うと 
ギッ…とベッ ド が 軋 み

再び、雅紀の影が落とされる。


ゆっくりと 唇が近づくから

…オレは 目を閉じ
サラサラの髪を抱き寄せた。






2月の上旬ともなると、3年生は 既に自宅学習になっており、殆ど  学校には来ていない。

受験が終わってない者は、新校舎の図書館に併設された学習スペースを利用しに登校する生徒もいる。
講師も常駐するこの施設は、私立校だけあって、かなり充実していた。

既に進路も決まった生徒は 雅紀も含め…学校に登校するのは、卒業式の前日と当日くらいで

毎年の事だけれど

1/3 の生徒が 減った こちら側の旧校舎は…
新校舎に比べると、驚くほどに 静かだった。



バタバタバタ…


近づく…聞き慣れた足音。


ガラッ!!


「ねーセンセイ、コーヒー飲まして!」

「…ココは、カフェじゃないんだけど?」

「これから申し込みに行ってくるんだけどさ、眠くなったらマズイじゃない?」


学校の印の押された 
自動車教習許可証をヒラヒラと差し出し

ヘヘッと笑った。


黙って教習所に通う生徒の多い中
雅紀のこういう  真面目なところ

やっぱり 大好きだなぁ…なんて

何だか 嬉しくなった。


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「…はい、どうぞ」

カップを手渡すと
フーフーと息を吹き掛け、口をつける。

「クフフっ! 美味しい♡
…あれ?カズ兄は飲まないの?」


実は 朝から 腹痛で…
幾分良くなったものの

今はまだ…コーヒーを飲む気分じゃない。

肩をすくめて
椅子に深く腰掛けた。



人気のない この校舎

それでも、オレたちはこれ以上距離を詰めることはない。

時折…視線が 絡まり

手を伸ばしたい衝動に駆られるけれど

心が寄り添っているから
…それで良い。


オレは

オレたちは

”幸せ” を 手にした。


二人で守り、育てていくんだ と


目の前の眩しい笑顔に 


そう誓った。




つづく


*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

こちらのお話は、まだ…
2月上旬くらいの設定です。

保健室のシーンを書きたくて書いたら
昨日の翔潤の話と似ちゃったなぁ。笑

潤くんが翔さんに告白して、数日しか経ってないのよ。

流れてる時間が ズレちゃって
分かりにくいかも。ごめんね。



あ、昨日はお騒がせしました!
m(_ _)m

因みに…私の iPhone、こんな感じ。笑


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娘っち撮影( ̄▽ ̄)

ニノちゃんにヒビが!

使えるけど、早く修理したい…。゚(T^T)゚。

そして。
アメンバーは明日の夜9時で閉めます。
今回も、メッセージがなくて承認できない方がいらっしゃいます。
アメンバー募集記事を必ず読んでから、メッセージ必須で申請してください。
ない場合は承認しません。

よろしくお願いします。


miu