個人授業から派生した…翔潤のお話。
ココからは 別に進めていきますね。

個人授業32〜41までが 前段となってます。
初めての方は、そちらを先に読んでね。


軽く BL含みますので、ご注意下さい。










「一緒に風呂入ってるって…どういう事!?ムキー

プリプリしながら
センセイは 俺の前を通り過ぎて行く。


ガラッと 掃き出し窓を開け、外に出た。


…あぁ、そこ ウッドデッキなんだ。


後から部屋に入ってきた 相葉くんに
センセイのいる方向を指差す。

暗くてよくは見えないけど…

二つあった影は、直ぐに一つに重なるから
この後の展開は 予想できた。


さて…
早々に帰った方が良さそう、だな。


この後 やることと言ったら…一つしかない。



着替え用にと、センセイが持ってきた 相葉くんの 服を松潤に届けるため

男同士だから、と  特に 気にもとめず 
風呂場のドアを ガチャッと開けた。


何も  身に纏わず
濡れた髪で 振り向いた松潤は 
息を飲むほど…キレイで

何だか…初めて会った人のようだった。


「…ゴメン!!」
思わず、ドアを閉め ズルズルと座り込んだ。

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ビックリした…


ドキドキと 心臓が早鐘を打つ。


ちょっと待てよ。
相葉くん、一緒に 風呂入ってたって言ったよね。

…見たって 事?

何か…ムカつくんだけど。



向こう側から コン…と
ドアが叩かれた。

「翔さん…あの、Tシャツとパンツ…履いたから。ここ 開けて良い?」

ゆっくりと ドアが開いた。

松潤の顔が見れなくて
横を向いたまま…着替えを 手渡す。


「…これ、着ていいの?」

「相葉くんのだけど、借りていいって。
汚れて破れた服で家に帰ると、親とか…心配するだろ?」

「あぁ…喧嘩でもしてきたか、とか?」

「余計な心配はかけない方が良いし。でも、ケガが無くて良かった…」

「翔さん…」



着替えが済み、松潤が出てきた。


「あのさ、多分…絶対、早めに帰った方が良さそうなんだ。
ドライヤーは そこにある?
風邪引くといけないから、髪は乾かして行こう」

「? …早めにって…何かあるの?」


キョトン と 俺を見つめる松潤に

(あの二人、これから、ヤるんだよ)

…なんて 言えず

見つけた ドライヤーの 風量を大にして、聞こえないフリをした。


少しクセのある  柔らかい…髪に風を 当てながら 手ぐしで 梳く。

こんな風に こいつに触れたの、初めてだな…


男なのに

身長だって…俺と変わらないのに


だけど 
触れる度に 熱くなる この指。


…それは、決して ドライヤーのせいじゃない

それだけは …分かっていた。



リビングを覗くと
そこに 二人の姿は無かった。

…まだ、ウッドデッキで イチャイチャしてんのか?


ふぅ、とため息を一つ 吐き

カバンに入っていた ノートの切れ端に

【帰る!
松潤は送って行くから心配なきよう…】

と書き込んで 
テーブルの上に置いた。


「さ、俺らは帰ろう…」

松潤と、自分の荷物を持って
俺たちは センセイの家を 後にした。



つづく


*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

同時進行できるのか?
分かんないけど始めちゃおうかと。
(。・ω・。)思います…

初めての翔潤。
何とか…二人が ヤるところまで書きたい(←色々とおかしい)

出来るところまで 頑張ります〜ヽ(*´∀`)


miu








出来なかったら ゴメンよ…