大層なタイトルですが、お医者さんの話ではありません。
櫻葉さんでおバカな妄想しちゃいました。m(_ _)m
BL要素含んでますので、お気をつけて。






”ゴッドハンド雅紀”


…これが オレの呼び名。
カリスマ整体師って言うの?

オレが、ひとたび  その身体に触れば
どんな状態か、瞬時に分かるんだ。

所謂…天才ってヤツ?!

一番リラックス出来る状態で 施術をしたいから、依頼人の自宅へ 出張するのが 基本。

さあ、今日も…オレの超絶テクを
お客様が待っているぜ!!



「…さ、始めますよ?櫻井さん。
そこに うつ伏せで寝て下さいね 」


先ずは 肩に手を置く。

「ん~、少し 代謝が落ちてます?
風邪気味みたいだし、お酒は控えた方が良いかな」


今度は おもむろに…背中から腰に
指を滑らせる。


ん?

んんん??


「えーと、あの…櫻井さん?」

触れた指先から ビンビンと伝わる感覚。

これは…?


「ね、翔って呼んでよ。雅紀♡」

「あの、翔…さん?」←素直

「あ、出来れば”翔ちゃん”って呼んで欲しいなぁ」

「ゴホンっ!!
あの、身体の状態なんですけど。
かなり……ソッチの方 溜まってます?よね?」

「さすがっ!!ゴッドハンド雅紀♡
腰をチョット触っただけで、分かるんだ~!
………で、その場合  ゴッドハンドは どんな施術をしてくれるのかな?」


うつ伏せに寝ていた翔ちゃんは
気付けば…仰向けに 体勢を変えていて。


そこには

高々と そそり立つ
スカイツリーが。笑


「や! いやいや、しませんっ!
そこは、自分で何とかして下さいよ」

その手で…俺の躰のを正常に戻すのが、仕事。
そうだよね?」

ニヤリ、と 挑発的に笑う。


「それは…」

「それとも、”ゴッドハンド” は 嘘…かな?出来ない?」

「…やるよっ!」


うん、これもお客様のため。
仕方ない。

オレは、覚悟を決めて
手を伸ばした。



強く…弱く…

丁度良い 力加減で 圧を加える。


擦る…音
上下する リズム

時折漏れる、翔ちゃんの喘ぐ息遣いが
混ざり合い

淫靡な 和音を響かせる。



そして…フィニッシュ!!笑



オレのゴッドハンドにより
翔ちゃんの Jr は  程なくして昇天したのだけれど。


何故だか…モヤモヤとした
オレの 下半身が、ここに居る。

すっと…ソコに 伸びる手。


「お礼に、俺のゴッドハンド&超絶テクをご披露しましょう?」

「へ? …いや、それは結構ですっ!
ひゃあっっ…あっ…!」


翔ちゃんのテクニックは 実際 凄くて…速攻で イかされてしまった。


意外と負けず嫌いなオレは
このテクニックを習得すべく

果敢にも  再び…挑むのであった。



何だコレ(・∀・)


2015.11.7  miu