つづきです




「うーん…やっぱ、バランス悪いな。耳とシッポ、形も色も違うし」


この人のやる事に
免疫ついた気で いましたけど。

久々に 泣きたくなってきた。


「うん、取っちゃおう!!」

そう言って…
ベッドの上に押し戻された。

うつ伏せにさせられて
白い、二つの丘を ヤワヤワと撫でる。

その…中心の蕾に 収まった
シッポの 根元を

ゆっくりと…引き出そうとする。


「んアッ!!…やぁ、相バカっ!!」

「へ?抜かない方か良い?」

抜きかけて、戻す。


「違っ!! や、抜いて!」

「どっちなんだよ~♡?」

愉しげに 抽送を 繰り返し

ワタシの 息遣いが荒くなるのを
面白そうに 眺めている。

ワタシはといえば、もう…余裕が無くなってしまって。

「ね、もう…抜いて…。
コッチが 欲しい…」

上向いた 相葉さんの モノを
握っていた。



~中略~  ( ̄▽ ̄)  
またか…笑    これ以上ここでは書けまい!?



若干…屈辱的な 気分を味わいながらも、この ケモノを拒みきれない自分。

…なんだ かんだ と 言いながらも
惚れた 弱みってコト?

疲れたのか 寝息をたてている
裸の王様に そっと…キスをする。


そうだよ。

この人だって  忙しいハズなのに
マメにここへ来て。

シッポやら、耳やら…

まぁ、他にも色んなモノを持ち込まれましたけど。笑


…愛されてるんでしょうな。


ベッドの横の サイドテーブルには
前回使った 油性マジックが置いてある。

キュッ  キュッ…

キャップを開けて
メッセージを書き始めた。




「へ?!  何コレっ!!」

目を覚ました相葉さん。
下腹部を見る。


【 二宮以外  使用禁止!】


「何って、ワタシからの…愛のメッセージですけど?」

「ニノ~!
…これじゃあ  銭湯に行けないよ…」

「知るかっ!!これ消したら、ウチに出入り禁止ですからね?」

言いながら
相葉さんの口に ポッキーを突っ込んだ。

「あ、美味い♡」

「もう、イタズラ無しで」

「…了解っ!!」


ポッキー味の キスを…繰り返し

ベッドの上では
二匹のケモノが じゃれあっていた。


おわり


2015.10.31   miu