つづき



ヘソの下に
”パオーン”  って
ふきだし付きで書いてある。

…何よコレ?


もうね、これだけ色々 ヤられると
免疫がついてきて。

(意外と…相葉さんにしては ソレっぽく見えるんじゃないですか?)

なんて思ってしまう。


「…せめて 水性マジックにしときなさいよ」

「くふふっ!可愛いね~♡
…うりゃっ!!」

象の鼻先を 指で弾く。

「おわっ!  止めなさいよっ!
大事な お宝に何すんの!」

「ね、パオーンってなる?」


目を キラキラさせて 言う。

パオーン?

えーと。
象が 鼻を持ち上げる感じ?

…おっ 勃 てろってコトでしょうな。

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「それは…アナタ次第だよね?」

「 了解っ♡!」


唇が 首すじに 吸い付いてくる。

シ タ が 這い回り…

もたらされる快感に
ため息は…甘い喘 ぎに変わる。

質量を増しながら
フルフルと上向き

ワタシ自身は 

クビを…
いや、鼻を擡げ始めた。

ソレが すっかり 勃 ち上がると

相葉さんは満足そうに 
ゾウの鼻先を可愛がり始めた。



~中略~  笑( ̄▽ ̄)



「うーん…何かが 足りないような気がするんだよな~?」

ブツブツと言いながら
何やら考えている。


ゾクッ…


背中を悪寒が駆け抜けた。

何だろう?
嫌な予感がする…。


野生の勘が働いたのか…
ワタシの顔を覗き込み

ニコッ♡

悪だくみを隠すように

極上の…
天使の笑顔を向けた。

「ねえ、ニノ…もう一回しよ♡」

「え?  誤魔化さないで…
アッ…ああっ!  ヤ、ンッ…」


結局 うやむやのまま…


天使の顔をした猛獣に
二度目の  ”いただきます”  を
されてしまった。




2015.10.23  miu