翔さんと ニノ (やまたろ  磁石?) のお話です。
軽く BL含んでますので、苦手な方はご遠慮下さいませ。






「ん…ねむ…   何時だ?」

時計に目をやると
7時 少し前。

アラームは 7時にセットしてあった。

起床時間も  予定通り。


「ん~~っ!」
そして俺は  横になったまま
伸びを一つしてから

いつも通り…  毛布を 抱き枕代わりにしながら、隣で 丸まっているはずの  ニノに 手を伸ばした。


…ん?

いない??


俺の手は  目標物を捕らえられず
虚しく 空を切った。

起き上がって ベッドを見ると、そこに いるはずの ニノの姿がない。


当然 仕事の予定は 把握している。
今日は  俺よりも 遅いから
ニノは あと…1時間は 寝れる筈。

…なんだけど。

まさか朝飯作ってる…って事はないしな。

起き抜けで  ボケた頭を
ブンブンと振り…

フル回転させ  状況分析してみる。
{6F7B9238-FAE5-4AFE-B23B-9560C06775F7:01}

昨日は ニノの誕生日 5日後を祝う…
という名目で
 (この際 理由は 何でも良いのだが)

いつもの如く タップリと 愛し合い
その 熱い 愛情を 注ぎ込んだ。笑

その  イロイロを考えても…
この時間、まだ ニノが 起き出すとは 考え難い。

……ってか、アレだけヤったら
起きれまい?


それにしても…

可愛かったなぁ、昨日のニノ。 勿論  いつも可愛いんだけど。

モチモチの真っ白い肌が  
掌に吸い付いて

潤んだ瞳で  
恥ずかしげに見上げられた日には
俺のオレは もう止まらない……。


何回  シた ?

1…2……3回…
躰が汚れて…
シャワーをしに行ったんだよな。

そこで もう1回、した。


予定より1回多かったか。
まあ、その位は想定内。

あぁ  昨日のニノを思い出したら…

途端に ムクムクと 
自己主張を始める 俺のオレ。


…って、そうじゃない。

様々な状況を鑑みても、ニノが まだ 起き出すとは到底思えなかった。

何処だ?


リビングへと向かうと

そこには  ソファで丸くなり…眠っている ニノが 居た。

{7F69F215-E982-4370-B155-3CA716BE7135:01}
スヤスヤと 寝息を立てている。

うーわー。
可愛いんですけど。
この人、超絶可愛いんですけどー。


そっと 顔を近づけて

キスを 落とした。


つづく


2015.6.23  miu