つづき






「だったら……
もっと 良い方法があるじゃない?」

翔ちゃんが ニヤッと 笑った。
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「今日は…ニノが 上になってくれる?」


そう言いながら
唇に 触れていた翔ちゃんの 指が…

薄く開いた 唇を割って入った。


我慢できず  口に 含み 
軽く 吸い上げ

一本…もう  一本と
シ タ を 絡めて いく。


一通り 指を舐った後
離れた シ タ は  そのまま…

翔ちゃんの  唇へと 移動させた。


本気モード となってしまったワタシ達。

こうなると もう…

食事が どうとか 
言ってる場合じゃない。


そのまま  
勢いで始まってしまった。


ワタシの立てた 
分刻みのスケジュールは

ただの 紙くずと化し


最終的には いつも通り
窓から…薄い光が 差し込むまで

眠る事を 許されず

今回 大分…ワタシも 頑張ったのだけれど  笑

ほぼ  いつも通り

翔ちゃんからの 愛を
たっぷりと 受ける事になった。



空が 白み始めた頃。

疲れ果て  やっと…
浅い眠りについた ワタシ達。


結局は 

マネージャーが迎えに来る …
30分程前に  慌てて 起き出し

二人  大急ぎで  シャワーを浴びて
バタバタと 準備。

当然 朝飯なんて  
食うヒマもないワケで。



久しぶりの  
…いつもの光景。


移動中の 車で 
翔ちゃんが  コソッと 言った。

「今度は 俺が 完璧なスケジュールを組んどくから。…楽しみにしてて」


そんな事言われてもさ。


どうせ 翔ちゃんのスケジュールは  
アッチの事だけですから。

…ギッチギチのスケジュールを
組んでくるんでしょ?

とてもじゃないケド
翔ちゃんを 休ませるっていう
本来の 目的が 果たされるとは 
とても 思えない。

ワタシとしては
そこが一番  重要なんですけどね。


でも今度は
どうやって それを崩すか…

それを  考えるのも  
面白いかもしれない。


……如何に 翔ちゃんを 疲れさせて
早く  寝かせるか。

なんなら  一服…盛りますか?笑





そう。

あのスケジュールには
もう一つ  意味がある。


翔ちゃんを 1時に
寝かせたかったワケ。

その後の  ワタシの スケジュール。


1時から  4時頃まで?
ゲーム時間…の予定 だったんですよ。


や!!   誤解しないでよ?
翔ちゃんが 一番よ!?

一番、なんだけど…



…ゲームも したい。

そこは、ね?


とりあえず  ヤる事 やって
身も心も…満たされ。

早めに終われば
翔ちゃんも 休めるし。

尚且つ、ワタシも  ゲーム時間が
確保できるって…

一石二鳥?   三鳥?


…これは 翔ちゃんには ナイショね。


でも… 嫁 なんてさ
こんなもんじゃない??

…ねえ?   奥様方 ??
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終わり

2015.4.26  miu