猛獣さんシリーズ②
にのあいの BL妄想です。ご注意下さい。





ん……

何?

冷たいよ。

ゾワゾワっ!!


おかしな 感覚に …
目が覚めた。

何? 身体が  重い?


「あ~~っ!!動いちゃダメっ!
せっかく飾り付けたのが…グチャグチャになるじゃん! 」

「……相葉さん、また ですか。
勝手に入るなって 言いましたよね?
鍵 取り上げたのに、どうやって入ったんですか?

って、アナタ… 今度は 何??」



ワタシから 見える 景色は

胸のあたりに こんもりと 盛られた
クリームと  フレッシュな 果物。

イチゴ、オレンジ、メロン…

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見えないけど。 

見たくないけど。


多分…胸から腹、そして  カズナリ含む下腹部まで。

この飾り付けは もれなく施されてるんだろうと、そう思う。



…どうしよう  泣きたくなってきた。



「鍵?…掛かってなかったよ~♡

それより、ハッピバースデー!ニノ~♪
何って…何だろう。  男 体 盛り?」

「あー…そうですか。ありがとうございます。
誕生日 4日前ですけどね。

で、ワタシの 誕生日と…この飾り付けは 何の関係が あるんですか?」

「へ?  可愛いくない?ケーキっぽいでしょ♡  」


”ケーキっぽい” って…なんだろう。
この人の 頭の中、見てみたい。

絶対  ただの思いつきだし。

そもそも、ワタシの 誕生日に…何でワタシが 盛られなきゃなんないのか?


意味わからない。
抗議の声を 上げようとした その時。


「ニノに 怒られるから、片付けるよ」


相葉さんは  胸のクリームを
舌で舐めとり始めた。

「ひゃんっ!!」
思わず…出てしまう 甘い声。


全体を ネットリと舐めながら
胸の 小さな 突起を 弄ぶ。


ざらつく 舌の感触に…漏れる声が 喘ぎに変わる。


気付けば…
抑えきれずに  腰が揺れ始めた。


この野獣が それを見逃す筈がない。

目をキラキラさせながら


「いっただっきまーす!!」


ベッドにダイブしてきた。



その後は もう…ご想像通り。笑


ふたりの体温で 溶けた クリームと 
白く濁した 液体が 交ざり…



美味しく食べられてしまったワタシ。


この、見るも無残なベッドを眺め

……後始末は 絶対、相葉さんにやらせようと 心に決めた。




2015.6.13  miu