妻momoです。

先日まで、一人暮らしの我が家に、娘と孫が滞在していました。4月末に体調を崩した娘が,、静養のために里帰りをしていました。

 

夫は、昨年10月22日に生まれたこの孫を一度だけ抱っこしました。そして、ちょうど2ヶ月一緒に暮らしました。毎日「おはよう」と、「おやすみ」を言う時には、がんばって笑顔の夫でした。

最後の入院の時には、孫も泊まり込みでした。ずっと一緒にいてくれました。納棺の時には、2ヶ月だった孫が両手を合わせるような仕草をし、涙があふれました。

その孫ももう7ヶ月です。いつの間にか、夫と一緒に暮らした日々よりも長い時間が経ってしまいました。寝返りをし、離乳食を食べ、声を立てて笑う様子を夫は見てるかな?まもなくはいはいもしそうです。側にいたら、きっと笑顔であやしてくれるだろうなと思います。

 

娘も元気を取り戻し、穏やかな時間が流れていきました。娘と一緒に暮らしていると、毎日、夫のことを話題にし、ああだこうだと思い出を語れます。共に語ることで私の心を慰めてくれます。この4週間の娘達との暮らしは、元気を出しなさいと夫が考えてくれたのかもしれません。涙も出るけど、夫との思い出を確かめられていました。一人で暮らしていると、大きな声で話すことも笑うこともありません。独り言ぶつぶつになってしまいます。

 

一人でも生きなければと分かっていても、先への道がまだ見えない私です。

娘達の手助けをする仕事が残っているのかな?白寿を迎えた義父と、来年白寿を迎える義母、畑仕事をがんばる卒寿の実母がいます。親孝行もしなくては…。

 

泣いて暮らしても、一日は過ぎていきます。夫と一緒にするつもりだったことを一つずつやってみようかなと思います。夫のためにではなく自分自身のために。その方が夫は喜ぶかな。

 

元気を回復し、娘は自分の家に帰りました。急に寂しくなった我が家ですが、仕方ないですね。一緒に暮らした4週間が夢のようです。これからは、片道1時間半かけて、時々娘のところに通うことにします。孫の顔を見ることが私の精神安定剤になりそうです。

 

闘病中の皆さんの明日が希望の日になりますようにと祈っています。

 

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