妻momoです。

実家の母が白内障の手術をするため、、付き添いました。

病室で待っている間に読んだ本。

「ケトン体が人類を救うー糖質制限でなぜ健康になるのかー」宗田哲男著 光文社新書。

以前購入したのですが、ぱらっとめくって置いておいた本です。

 

すごくおもしろいです。

この頃ケトン体を身近に感じだしたので、とても納得できる内容でした。まだ途中までなのですが…。

 

以下、引用~

今の栄養学では、間違っている6つの説(神話)があります。それをご紹介しつつ、この本で伝えたいことのポイントを、まず最初に簡単にまとめておきます。

 

①カロリー神話

血糖値とカロリーには何の関係もない。にもかかわらず、カロリー制限で糖尿病を治そうとする矛盾。無意味で、かえって悪化させる。低カロリーは、体力が落ち、生活に支障が出る上に、皮肉なことに、低カロリーなものには炭水化物が多く、かえって糖尿病は悪化する。カロリーではなく、糖質量に注目して食事の管理をすれば、血糖値を管理できる。薬を使わなくても、血糖値を管理できる。

 

②バランス神話

食事は「バランスよく」と言って、実は炭水化物を60%も摂らせる。タンパク質、脂肪は、それぞれ20%である。

ところがこの栄養比率には、学会も認めるように、何ら根拠がない。それなのにこの比率は、金科玉条となって全てを拘束している。

 

③コレステロール神話

必須栄養素を完全に満たすには、肉や卵やチーズは最も簡単な食品である。しかし、お肉や脂肪は、今までは「コレステロールが上がるから食べ過ぎないように」と教えられている。この考えは、ついに公式に否定されたが(厚生労働省は2015年4月改訂の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」で、食事からのコレステロールの接収抑制目標値を撤廃)、ほとんどの医師や栄養士は、いまだこれを理解していない。

 

 

④脂肪悪玉説(肉・動物性食品悪玉説)と

⑤炭水化物善玉説(野菜・植物性食品善玉説)

肥満は、脂肪が原因、これはほとんどの人がそう信じているが、これこそが間違いであって、肥満は糖質過剰摂取で起こる。

 

⑥ケトン体危険説

ケトン体は危険な物質であるというのは、20年前の知識で、もはや前世紀の遺物である。今やケトン体は胎児、新生児のエネルギー源であって、健康と、アンチエイジングのエネルギー源である。

 

これらの大きな間違いが相互に補完しあうことで、炭水化物・糖質が中心の低カロリー食が推進され、今やますます、肥満、糖尿病、成人病、小児糖尿病を増やしており、それを膨大な薬剤で治療しようという馬鹿げた医療が進行中である。

これらの説に基づいた治療法は、完全に方向性が間違っているにもかかわらず、ほとんどの医師は気が付いていない。多くの医学会がガイドラインで治療内容を拘束しているため、自由に考える医師集団は、すでに崩壊している。

この間違った治療のもっとも顕著な例が、「妊娠糖尿病」なのである。

引用ここまで~

 

妊娠糖尿病を糖質制限で改善管理し、無事に出産に持ち込む宗田医師。

その画期的な治療に対し、批判が殺到したとか。今は、着実に広がっていっています。

これまで常識とされていたものを見直すことによって、新たな真実が見えてくる。

癌の治療にも共通するものがあるように思います。

 

 

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