演劇・ミュージカル好きでいらっしゃって

青山航士を応援してくださっています。

応援メッセージ鑑賞感想として

アップさせていただきたいと思いました。

イリュージョニストはM・Aのお稽古に入る直前まで

かかわらせて頂いたのですが、

そちらにも関心を持ってくださる方が多くいらっしゃいます。

有難いことだと感謝しております。

 

いつもお世話になっております。

先日チケットをご手配いただきました

『イリュージョニスト』と『マリーアントワネット』を

観劇して参りました。

 

青山さんご出演の舞台は前回の『マリーアントワネット』

以来でしたので、貴族の衣装を纏い

優雅な身のこなしで下手から登場する青山さんの姿を

見ただけで感極まってしまいました。

貧民役ではパートナーが

吉田さんから島田さんに替わられたことで

人物像も変えていらして、

パートナーの雰囲気に合わせた役作りをなさっていることが

はっきりと分かりました。

ロベス・ピエールはより貫禄が増し、

より冷徹な雰囲気を

少ない動きと全てを見通すような鋭い視線で表現されていました。

裁判での「マルグリット・アルノー、ルイ・エガリテ」

のソロ歌唱ですが、初日も素晴らしい歌声でしたが、

昨日の昼公演では更に低音を響かせていて

聴き惚れてしまいました。

歌声といえば、ランバル夫人のソロ曲には

いつも感動してしまいます。

 慈愛に満ちた何層にも奥行きを感じさせる美しい声色。

また、マリーにべメールを紹介する際の「宝石商ですわ」

という台詞からも品性が感じられます。

しかし最期があまりにも残酷で理不尽で。

 教会に向かう後ろ姿を見ているのが辛くなりますが。

そして『イリュージョニスト』は度重なる困難を乗り越えコンサートバージョンとしての上演とはなりましたが、キャスト、スタッフの並々ならぬ気迫と熱量に終始圧倒されました。

とてもコンサートバージョンとは思えない程の完成度。

開幕前夜まで変更に次ぐ変更があったそうで、

青山さんはMAのお稽古もある中

さぞかし大変だったことと思います。

動きを計算されたシンプルなセット、

観客の想像力に大きく委ねるサザーランド氏らしい演出の中で、青山さんが振付助手として関わられる筈だった全てのダンスシーンをいつの日か完成形で観られることを夢見ています。

このコロナ禍の厳しい状況の中『イリュージョニスト』は全5公演上演できましたが、『マリーアントワネット』も無事完走できることを心から願っています。

この度は貴重なチケットをありがとうございました。

娘も大変喜び、お礼を申しておりました。

皆様にくれぐれも宜しくお伝えくださいませ。

Mより