大変な作品でした!
設定は国際的な学会発表を控えた医者が
スピーチ原稿をチェックしなければならないのに
19年前に密かに付き合っていた看護婦に子供がいた。。。
その子が父親を探しに酒気帯び・無免許・暴行の罪で
追いかけられながら病院に来ている
その医者の妻が瀬戸カトリーヌ!
珍しく上品で美しい、ハイソな奥様役。
つくづく女優だなーと感じました。
あまり日常には起きないだろうハプニングに
日常的に正しく的確に漏らさずに対応していくと
こんなに可笑しなやりとりになるなんて。
運動量も、セリフの量も夥しいのに、
息もつかせずに運んでいく技術・エネルギー!
錦織さんはニールサイモンっぽいお洒落で小粋で
人間らしいずるさが愛らしく
おまけに中年の渋さも伴って主役に相応しく引っ張って。
その錦織さんといきもぴったり!なカトリーヌ。
見て欲しかった意味が分かりました。
ご飯に誘えたら?なんて思って
お夕食の準備も済ませて伺ったのですが
楽屋前の人気ぶりに後ずさり。。。
お客様との対応も愛があって大人っぽくて
すっかり安心して(当たり前なんですがね)
帰ってきてしまいました。
10月13日?までご覧頂けるチャンスがあります。
是非あしをお運びください。
終わってからのワインとイタリアンが美味しいと思います。