車を停めて2Fにエスカレーターで上がると

素敵な紳士が向こうから。

後ろにはなんと森山加代子さんが。

ご夫婦でおスミさんをお祝いにいらしたんです。

ご主人が気を使ってくださって加代ちゃんと隣同士に。

エネルギッシュで可愛い坂本スミ子さんのラテンの世界に

とっても楽しくひたる事が出来ました。


一部はおスミさんの一人で。

見砂和照(息子さんですって)と東京キューバンボーイズ

をバックにヒット曲を。

『ディ・アモール(それが愛なの)』が好きでした 。

殆どのりのりだったんですけど。

二部はお嬢さんの石井聖子さんと。

お嬢さんとご一緒の時は

お嬢さんを惚れ惚れ見つめられて、頼られて。。。

歌詞も忘れ、お話もあちらこちら。。。

お嬢さんもお母様を慈しむ様に見合われて。

とっても感動のデュエットでした。

25年前に主演されカンヌ映画祭まで行った

『楢山節考』お嬢さんが役に立たない老人を山に捨てようと

と説明をなさったら、

『そうじゃないの!役に立たなくなった老人が

息子の重荷になりたくないと自ら志願して

すてられに行くのよ。

雪が降れば寒さで直ぐ眠るように死ねるから

雪が降るように、親子で願うシーンが切なくて。。と

思い出したように声をつまらせて。

主題歌の?『別れの朝』をうたわれました。

(感じ入ってしまって定かではありません。)

78歳のバースデーイヴ=77歳最後のステージ、

55年の歌手生活のパワフル且つ力の抜けた

素晴らしいステージでした。

素晴らしい時間を有り難うございました。


CDも購入して帰りました。