舞台を拝見しています。
どちらも最近の軽チャーナイズされた舞台と違って
重いテーマです。
見応えがありました。
精神的に揺れながら暮らす主婦、
彼女を理解できない夫
失った弟を求めながら壊れていく母に
3番目4番目の存在としか思われない喪失感を感じ
精神科医さえも、
というか最もアブノーマルかもしれなくて。
難解なメロディーも重なる声が魅力を深めて
後ろの席の方に嫌がられない程度に
乗り出して拝見してしまいました。
誰でも時に不安になる精神、
『みんなわが子』でも感じました。
ホームドラマのようなタイトルですが
アーサー・ミラーの饒舌なストレートプレーは
時に『BE SILENT!』と耳を塞ぎたくなる。
でもその言葉も緻密に繰り出されていって。。。
こういう作品をしっかり制作していく心意気に感謝。