を見ました。

1日放送でしたが、元旦はばたばたするので

数日後に。

倉本さんの作品は時間がゆっくり流れます。

濃い時間がゆっくり。。。

オーディションで選ばれた少年と仲代達矢さん、

事故で近所の少女を死なせてしまって

それが原因でエリート夫婦だった両親が自殺、

ゲームやデジタルな架空世界に心を寄せる少年を

サバイバルな、生きることへの執着と技術がなければ

生きていけないところへ追い込む為に

カナダの山深いところで割腹自殺してしまう祖父。

山から自力で下りてくることで

祖父の言葉を思い出し、その言葉に助けられながら

自らの心も鍛え、救われていく。


今、何を大事にすべきか?!を常に問い続けている

倉本聡作品らしい、

そして壮大な自然が美しい作品でした。


デジタルな世界に浸っているところから

再生していく過程の少年が良かった!

逞しく生き直した少年は

揺れがなくて物足りなかった。


仲代達矢さんは声が素晴らしい。

迫力のある美しさは求められていないので

寂しさのある渋い声がとても印象的でした。

そして八千草薫さん。

覚悟があるからこそ優しい、

そんな祖母を演じきっていらっしゃいました。


『学』は旧漢字で少年の名前なのですが

此処では出す方法が分かりません。

文字にも意味があるのに残念です。


この年末年始はWOWOWを見た時間が長かった!

2450円が惜しくないと思う今日この頃です。


ANB『朝まで生TV』も拝見しましたが。