録画で拝見しました。
コクーンでの公演は期待値の高い作品が多いので
時々録画して拝見します。
中村橋之助さんの主人公の骨太でありながら
憂いと考え深さを思わせる眼差しが
とても印象的で、どろどろした人殺しを
違った世界に立たせています。
弦を中心にした音楽が
モネの世界を感じさせます。
(美術はモネの世界をテーマにしていらっしゃるそうです。)
中村勘太郎さんは憎らしく
尾上菊の助さんは蝋長けて。
後半の笹野高史さんは外部の方とは思えない
流石の芸達者振りを見せていました。
実は歌舞伎は不勉強なので
全部を一気に拝見できなくて
3回に分けての録画観劇でした。
カーテンコールの橋之助さんの振る舞いが
今も心に残っています。