最近憂鬱なことがあります。
震災にあった動物さんたちのことです。
マスターから聞いた話だけど、福島県の避難地域にたくさんの人が入って、犬や猫を保護しているそうです。
それはそれで立派なことだと思うんだけど、何でもかんでも保健所に連れて行ってしまったり、中には届けないで里親さんを募集してしまったりの人がいるそうです。
実際に飼い主さんも探しに行くこともあります。
でもいるはずの子が保健所やセンターに届けないで連れて行かれてしまうと探せなくなったりしています。
どうか保護するのであれば写真や、見つけた場所、特徴などをセンターや、保健所に届けてほしいとおもいます。
そして元の飼い主さんに返しやすい環境を作ってやってほしいのです。
そしてもうひとつ、悲しいって思っちゃいました。
なかなか離れない犬をかわいそうだと思って、保健所に届けた人がいます。
飼い主さんもすぐわかったので連絡をしていただくと、逆に保健所の人が飼い主さんに余計なことをするなと、怒鳴られたんだそうです。
折角善意でしているのに、高いスクリーニング代まで払って、元の場所に返せって怒られたそうです。
本当にこの飼い主さんはこの子に愛情があるんでしょうか?
避難所で一緒に飼えない事情もあるかと思います。
でも心ある飼い主さんは一緒に車で生活したり、ペット可の避難所を探したりしています。
これは言っちゃいけないって言われたんだけど、静が震災にあったらどんなことをしても自分の飼っている動物さんたちを置いて行くことはしません。
もしどうしても連れて行けないのなら、誰かに頼むか、それでもだめなら、
一緒に残ります。
後から保護依頼をしている飼い主さんもいます。
みんな家族なのにどうしてはなれられることが出来るんでしょう。
動物さんたちは人間がいないと、今の世界ではご飯も食べられません。
お水だって出ないのに。