赤い靴

母親・ソンジェ（キム・ヘス）/娘・テス（パク・ヨナ） / インチョル（キム・ソンス）

アンデルセン童話の「赤い靴」を題材に制作されたホラー映画。
タイトルは「赤い靴」より、「ピンクの靴」かな？って感じですね。

呪われたピンクの靴に惹かれ、手にした者は死を迎える。
日帝時代、バレリーナのケイコは、愛する人をオギに奪われる。
その怨念がピンクの靴に宿り、現代も呪いとして生き続けてる。

ただそれだけじゃ無いのが、更に怖いところで、ソンジェが
オギ、テスがケイコの生まれ変わりのよう。親子であるのに
過去に、1人の男性を奪い奪われた存在であるのが、何とも。
それが運命なのか...最後も、完全に終わりではなさそうな...。
でも現在では親子だしね...。色々、思ってしまいました。

韓国のホラー映画は、結構観てる方で、自分なりのイメージが
あるんだけど、この作品は、日本のホラー映画っぽいかなぁ。
パッケージも何かそんな感じだなぁ...と。突然の変な効果音だけで
驚かせるだけの作品では無く、ゾーッとする怖さが全編にあります。

ホラー作品が苦手な方は、1人で観ない方が良いと思います。