自作パーツ作成方法【初級編】 | Nの人の釣りのことテキトーに

Nの人の釣りのことテキトーに

釣果報告やタックルのことなど

最近、放置プレイ状態だったので、なんとかネタを絞り出していきたいと思います。



とりあえず、前々から作成しているアルデバランの自作パーツネタでも。




私の自作パーツは


・メインシャフトプレート


・クラッチ押さえ板


・ストッパーギア(ラチェット)


の3点





まずは最も簡単なメインシャフトプレートの作成方法です。




以前にも記述していますが


私はメインシャフトプレートの素材にFRPを採用しています。


理由は安いから



私のベイトフィネスは10ポンドラインぐらいまでしか想定していませんので


FRPでも強度は十分なはずです。


心配な方はカーボン素材にした方がいいかな?




厚さは純正と同じ0.8mmを選択します。




まずは、プラスチックカッターでFRP板をシャフトプレートサイズにカットします。


私は大体、縦20mm、横35mmにカットしています。




で、カットしたのがコチラ(遠近法でFRPが小さく見える・・・)


4ぃ素~のブログ







で、これを重ねて固定します。


4ぃ素~のブログ


多少のズレは問題無いので私はガムテープの切れ端で固定しますw






次に両サイドのビス穴を開けます。


私は直径2mmのドリルビットを使用。


4ぃ素~のブログ


下に写っている影で穴が開いていることが分かります?






次に固定していたガムテープを外し、開けた穴にM2サイズのビスを挿入して固定します。


ナットがあればいいのですが、私は手持ちがない為、ここもビスの上から


ガムテープで固定しますw


4ぃ素~のブログ

(写真は穴あけ後の写真です)




次に中心部に穴を開けていきます。


4ぃ素~のブログ


私は下穴を開けてから砥石で穴を拡張します。


純正の穴のサイズは6.5mmの為、直径6mmの砥石で6mm穴を開け


残りの0.5mmについてはフリーハンドで穴を広げます。



かなりアバウトですが、円に多少の偏りがあっても問題無く取り付け出来るので


あまり気にする必要は無いと思います。







で、拡張し終わったのがコチラ


4ぃ素~のブログ


ビス穴+メインシャフト穴が空きました。






次にシャフトプレートの型を取ります。


油性ペンなどで外輪をなぞるとこんな感じになります。


4ぃ素~のブログ


あとは、型に合わせて不要な部分をカット。





研削するよりも、ドリルビットで周りに穴を開けて


切り取っていくのが一番早いと思います。


で、切り取ったのがコチラ


4ぃ素~のブログ


バリ取りの要領で、鉄ヤスリを使い形を整えていきます。


リューターを使うと削り過ぎてしまう場合があるので、鉄ヤスリを使い


手作業ですることをオススメします。






最終、形を整えたのがコチラ


4ぃ素~のブログ




これで実際リールに取り付けて問題なければ完成。


どこか干渉する部分があればそれを修正というような感じです。





私はこちらのパーツで約0.6gの軽量化が出来ました。




それほど精度が要求されるパーツでは無いので


興味がある方は作って見ては如何でしょうか?