2005年5月から始まった当ワークショップも、ついに「11年目」に突入します。
 
主催する側としても、この10年の間に、気付くことが沢山ありました。
 
何よりも、たくさんの俳優/女優たちと出会い、この日本には、「まだ世に知られていない魅力ある俳優/女優」が沢山いるんだなということを知りました。
 
しかし、そういう「魅力ある俳優/女優たち」でも、映画出演に関してはチャンスが少なく、みんなが「大きな困難」を抱えていることもわかってきました。
 
なにより日本人はリスクを嫌います。
 
だから、確証の持てない「無名の俳優/女優」を使うぐらいなら、「すでに売れていて定評のある俳優/女優」を使おうという判断になりがちです。
 
結果として、特定の「有名俳優/女優」に出演依頼が殺到する一方、「無名の俳優/女優たち」はチャンスの糸口すらつかめないという「俳優/女優の二極化」が現在進行しているように感じます。
 
そんな中、「無名の俳優/女優たち」は抜け道を探して、たとえば、僕がやっているような映画監督を講師に迎える演技ワークショップに足を運んできています。
 
実際、その判断は間違って無いと思っています。実力のある何人かは、ワークショップでの出会いを足掛かりに、映画俳優/女優として活躍するきっかけをつかむことができているからです。
 
とはいうものの、ワークショップが、本来、活躍すべき無名の俳優/女優たちをすべて世に出すほどのパワーがあるわけではありません。0を1にする力はありますが、0を10や100にするのはなかなか難しい。
 
しかし僕はそれをやりたいと思っています。
 
なぜならば、「革命」的に変えることだけが、魅力ありながらもチャンスに恵まれない俳優/女優たちに光を当てることになる・・・だけでなく、そのような「新しい俳優/女優たち」が次々と誕生することによって、日本映画界が刺激され、日本の映画が活性化することにつながる・・・と信じるからです。
 
そのようなヴィジョンのもと、2016年6月より新たにワークショップを組織したいと考えています。
 
一番の目的は、「新しい」映画俳優/女優を見出し、ちゃんと世に送り出すことです。
 
それをこれまで以上に意識してやっていきたいと思っています。
 
その手始めに、2016年5月2日、3日、4日、5日の4日間、富岡忠文監督による俳優のためのワークショップを行おうと考えています。
 
富岡さんは、上に書いたような当ワークショップのヴィジョンに賛同してくださっており、
そのうえで、今年中に撮影を予定している劇場公開一般映画のヒロインほかキャストをワークショップ参加者の中から決めたいと言っていただいています(もちろん良い人がいればの話です)。
 
また、その後も制作予定の文芸作品のキャスティングなどもあり、考慮することのできる俳優/女優たちと出会うことができればうれしいとも言っていただいています。
 
富岡さんは、かつて当時中学を卒業したばかりのまったくの新人である瀬戸朝香さんを女優として開花させた人でもあります。
 
まさに今僕らが、胸を借りるべき映画監督ではないかと思っています。
 
ぜひ、この機会に、参加をお勧めします。

詳細は次のページをご覧ください。

現時点、昼クラス、夜クラスとも半分埋まっています。

いつも、定員になってしまってからも沢山申し込みをいただき、泣く泣くお断りすることになってしまっていて心苦しいです。
 
なるべくお早めにお申し込み下さい。

http://alotf.com/ws/ws26/