親となった今、やはり心配なのは娘が将来いじめに遭わないかということ。
現代社会ではいろいろな心の問題や病気がありますが、それらは家庭内のしがらみが原因であることが多いけれど、どんなに家庭が円満でもいじめに遭えばやはり心に一生ものの傷が残ると思います。
わたしは娘に心の傷を抱えた大人にはなってほしくないと思っています。
 
わたし自身、高校生の頃にいじめを受けていました。
よくある内容のものでした。
言ってもいないのに、わたしがあなたの悪口を言っていたよと言い振らされたり、ゴミを机の中やカバンの中に入れられたり、私物を荒らされたり壊されたり、暴言や罵声を浴びせられたり、物をぶつけられたり、嫌がらせのメールや電話...といったもので。直接殴られたり蹴られたりはなかったけど、まぁ世にありふれたつまらないいじめでした。
 
わたし自身は当時、いじめという認識はなく、ただ嫌がらせをされてるって程度にしか思ってなくて(笑)しかし母はそれはいじめだ!とひどく心配していました。わたしの母が生活指導の先生に相談したことから、学年集会が開かれ、『今後いじめをした人は退学です!』なんて話をしていたりなんかしました。先生たちがひとりひとりを個室に呼び出し、いじめについて見たりされたりしたことはあるかなどの聴取を行ったりもしていました。誰もがあたしはいじめられていると認識していたし、そう話したのかな?と思います。
 
高校に入学してすぐにそんないじめが始まり、なんだかんだ卒業近くまで続いたのかなと思います。よくもまぁ飽きずにやったもんだなぁと少々感心するくらいです(笑)
しかしわたしは絶対いじめには屈しないという思いで学校に通いました。いじめが原因で学校を休んだり、遅刻や早退をしたことはありません。
 
わたしがそうできた理由は、まずあたしと一緒にいてくれる友達がほんの数人はいたこと。そして自分は悪くないと信じられたことです。
 
いじめが始まったとき、あたしは何か変わったことや悪いことなど何もしていないという自信がありました。もともと一緒にいたグループから疎外されたときは落ち込んだこともあったけど、そんなのあっという間にどうでもよくなりました。それは新たな友達ができたからなんだけど。
 
でもわたしは悪くないと確証を得られた出来事がありました。それはいじめグループから抜けた1人の生徒があたしにいじめが始まった理由を教えてくれたからです。
 
あたしは中学のときから仲良くしていた友達がいました。いつも一緒にいたんだけど、その友達は容姿端麗で、あたしたちに寄り付く男はみなその友達目当てで、男性にはいつもチヤホヤされていました。
その友達と同じ高校に進学したのだけれど、高校に入ってからはその立場が逆になりました。わたしのほうがチヤホヤされ始め、あたしはそれが正直嫌で泣いたこともありました。知らない人にいきなり『一緒に写真撮って』とか『連絡先教えて』とか言われて、からかわれたりするのがすごく嫌だった。
 
チヤホヤされて調子こいてたならわかるが。あたしは嫌がってたのに、それ(嫉妬)が原因であたしへのいじめは始まったらしい。あー馬鹿らしい。
 
いじめになんて絶対屈しないって、そう思えたのは一緒にいてくれる数少ない友達の存在と、いじめはいじめるほうが100%悪いといつも断言していた部活の顧問の存在と、いつも陰で支えてくれた両親のおかげでした。
 
いじめが本格化してから唯一泣いたことがあって、それは当時付き合ってた彼氏にもらった香水のボトルが壊されていたときでした。今まで鏡を割られたり、ペンケースがなくなったりしたことは多々あったけど、その香水を壊されたときはショックで泣きました。
今までいじめで泣いたことがなかったから、さすがに両親もぷっつりきたみたいで(笑)電話口でわたしの担任に爆ギレしてました...。『もういじめはなくすって言いましたよね?むかっむかっむかっ』みたいな(笑)わたしの担任もいよいよストレスで顔面麻痺になって学校を休んだりしていました。もう教師辞めちまえよって思いました(笑)まぁでも学校に香水を持ってくあたしも今となってはどうかと思います(笑)
結局翌年から担任団が変わって、もうその先生はわたしを受け持つことはなくなりました。
 
わたしの高校生活はいじめ一色ではなかったし、わたし自身部活のために学校に行っていると公言してたので学校に行く目的もあったし、特に3年生の頃はとても楽しく充実した高校生活を送れていました。