ブログご訪問頂きありがとうございます
久しぶりの投稿となりました
それでもドラマ好きなのでNHKの連続テレビ小説
「虎に翼」観ています
法曹の世界に飛び込んだ、女性初の裁判長となる
主人公の成長を描くドラマです
太平洋戦争の前後
日本国憲法が制定された時代も描かれています
私自身は昭和を前後に分けると、後半生まれで
「新人類」などと呼ばれる時代に生まれました
父親は大正生まれで兵役に出ていたこともあり
母親は昭和生まれですが
実父(医師)を戦地で亡くしています
ドラマの中で日本国憲法が制定されたあたりの
ストーリーから、自分の生育歴に関わる出来事に
今までモヤモヤといいますか
「はて?」という思いが
「そいう背景があってのことか!」と思えたのです
父の兄弟姉妹も大正生まれです
ドラマでの時代背景が正確であれば
日本国憲法が制定される前の常識は…
嫁入りの時に持参した物は
着物1枚でも夫の所有となる…
(個人ではなく家=家長の所有物?)
長男が全財産を相続する…
(長男が一家の面倒をみていたから?)
父は突然死で、50代で亡くなりました
葬儀の日に父方の親戚が
傍若無人な振る舞いで騒いでいました
『もともと〇〇家の財産なのだから、本来ならば…』
そんな思いもあったのかなと今は思います
戦地で家業を継ぐはずだった兄弟を亡くし
末弟の父が継いだので
それまでも、いろいろ干渉がありました
母方は女系家族だったので
強く反発することもできずに
耐えていたのかと思います
小学生の私もお酌を強要されていたような…
母も「すん」とまではいきませんが粛々と
親戚付き合いを担っていたように覚えています
その姿を見ていてモヤモヤしていたものです
私の兄も家業を継いだので
感謝しろ、偉いんだぞ
という思いを持っていたように思います
私は「何言ってるの?」という感じで
考え方の違いを理解できずに、
お互いに辛かったかな…と思います
私は年齢の高い両親から生まれ
親類との年齢も離れていたので
意地悪な人達に囲まれていたと思っていたのですが
それぞれの時代背景が違い過ぎたのかなと
生まれた時代の違い…で、済ますのは軽いかなとは思いますがそんな時代を経ていたのだな…と思いました
年代もあるかとは思いますが
人それぞれの生育環境によっても常識は違います
私も少なからず影響を受けているのでしょう
古い考えだと捉えられることもあるでしょう
逆に常識から外れているよと思われることも…
これからも
準拠枠を広げていきたいと思います