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一般社団法人 聴色-ゆるしいろ傾聴協会- 

聴くオカン@横浜の清宮ちこです

ドラマ好きなので

【さよならマエストロ】も観ていました

 

世界的指揮者だった男性が

ある事情から

離れていた家族の住む街で

閉鎖予定の音楽ホールを活動拠点としている

オーケストラの指揮者となり

話が続きます

マエストロとは、イタリア語で名指揮者のこと

 

その音楽に触れた女子高校生が

指揮者になりたいと思う夢を持ち

バイオリンを始めます

 

父親は地元の市長であり

音楽ホールの閉鎖を決めた人物です

楽器を習った経験もなかった娘の夢に、大反対

 

娘は諦め切れずに家出します

 

家出した先はマエストロの実家

その地の講演会での

マエストロの言葉に勇気づけられます。

 

    

あなたが本当に好きな道を選ぶことで

傷つける誰かがいるかも知れません

 

あなたが夢を持つ時

君には出来ない

君には無理だと

あなたの夢を否定する

その言葉に耳を課さないで下さい

 

心に灯った情熱があるなら

それに従って欲しい

 

あなたの情熱を

あなた自身が信じてあげて下さい

 

 

マエストロ自身も

父子でプロ野球選手を目指していたにもかかわらず

音楽に魅せられ

家を出た経験がありました

それ以来の里帰りでした

 

久しぶりに会う父親に

「音楽でも人を感動させるから 見ていてくれ」

と伝えます

 

その返事は

「誰が見るか!帰ってくるな!」

「帰って来なくていいから」

「しっかりやれ!」

ぎこちない笑顔

 

心が通った瞬間ですクローバー

 

講演会の日程も終わり

市長が娘を迎えに来ます

再び否定する言葉を聞くことになりますが

娘は父親の目前で

渾身を込めバイオリンを弾きます

 

たった2ヶ月で

ここまで弾けるようになったんだよ

私 凄いよ

    

お父さんが褒めてくれないなら

自分が自分を褒めるよ

 

私は私を信じてるから

 

お父さんが反対しようと悲しもうと

私は絶対に音楽を諦めない

 

私は絶対に指揮者になる

 

その音色に

心を打たれたのだろう

父親の目には涙が浮かんでいます

 

そして

この言葉を受けて以後

父親は否定することを止めます

 

親として

子どもの進む道を案じるあまりに

甘い夢を見ていているように感じることには

異を唱えていたが

お前がそんなに真剣なら

反対はしない

 

そういった思いからではないかと

私には感じられました

理解し合うまで話合えればいい

けれど

それが無理なときには

自分だけは自分自身を信じていきたいものです