こんにちはo(^▽^)o
母と娘の心の謎を解くカウンセラー、高橋リエです。
前回のつづきです。
かつては子どもの数も多く、
そもそも妊娠出産は神さまの思し召しで、
子どもは貴重な授かり物でしたから、
親はとにかく命を大切にすることだけに
専念していればよかったんだと思います。
そのあとのことは、
それぞれの子どもに任されていました。
まあ、運もあったとは思いますが・・(^^;)
それがいまは、
親が自分の意志で子どもをつくり、
胎教からはじまり、あらゆる手を尽くして
いい学校、いい就職、いい結婚・・と、
「安全で、幸福な」子どもの人生という
手のこんだ作品をつくりあげなければならないのです。
どのみち思い通りにならないことがほとんどですが、
そのストレスも含め、
初めてチャレンジするには課題の難易度が相当高く、
精魂尽き果てそうです。
つまり、親のストレス自体が、
昔むかしより、何倍にも増えているのです。
しかも、やってはみたものの、
そこまで親としての能力もエネルギーもなかった、
と途中でわかったとき、
核家族では、救いの手がありません。
だれも悪いわけではないのだけれど、
親が子ども時代に苦労した「大きなこども」で、
がんばってはみたものの作品づくりに失敗し、
子どものエネルギーが枯渇すると、
そのあとはもうお手上げで、どうしようもない・・・
そんな状況も、広がりつつあります。
戦後日本の学歴主義と成果主義と競争主義が、
家庭に持ち込まれた結果、
とも言えると思います。
まだつづく(^^;)
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