2月の終わりから3月頭の9日間程がクロッカス休暇と呼ばれる春休みで、子供達の学校はお休みです。
オランダは寒波の影響でめちゃくちゃ寒く、あちこちの運河が凍って、そこでスケートを楽しむ人達がいたりと、春がやって来る前の最後の寒さ(そう願っています。)が過ぎ去るのを家でじっとしながら待っている状態です。
4姉妹は朝から晩まで家の中に閉じ込められているのですが、この期間を利用して長女8歳と次女6歳の先日の面談で明らかになった各自の苦手項目の勉強を妻と手伝うことに。
次女は基本的なアルファベットの読みを「m」と「a」を合わせて「ま」、「s」と「u」を合わせて「す」というように、ローマ字と日本語を交えながら妻が教え、かけ算を習っている長女は九九を、オランダ語の数字はギリギリマスターしている僕が教えることに。
現地小学校のグループ4に属する長女ですが、日本の2年生に当たるものの、新年度のスタートは夏休み明けからなので、日本に比べると九九の進み具合は少し遅いようです。
教室の後ろにはクラスメイトの名前と1~10の段の表が貼り出されていて、クリアした段には合格シールが貼ってあり、最終的に表がシールで埋め尽くされればいいよねという感じなのでしょう。
長女はまだ1の段、2の段、5の段、10の段にシールが貼ってあり、後はやはりややこしい段を残しているベタな状況でした。
自分が小学2年の時、当時塾に通っている子達は既に小学校の授業より進んでいて余裕で九九をスラスラ言えるので、初めて授業で習う僕としては内心ずるいと思っていたのを思い出しました。
確か算数の時間以外にも担任の先生をつかまえて、自分が言えるようになった段を披露し、合格すればシールがもらえるみたいな感じで九九をマスターしたと記憶していますが、位が段々上がっていくにつれ九九をスムーズに言うのが難しくなり、8の段や9の段は何度もトライしたと思います。
大人になってから円周率や因数分解などは使わねーじゃねえか!と思っていましたが、九九は一生使い続けるので長女にとっては大事な局面です。
オランダ語の九九がどうなっているのか興味があったので良い機会です。
まず日本との大きな違いは、日本は例えば2の段
2×1=2(にいちがに)
2×2=4(ににんがし)
2×3=6(にさんがろく)
2×4=8(にしがはち)
2×5=10(にごじゅう)・・・
と進んでいくのに対し、オランダは
1×2=2(エィン キァー トゥヴェー イズ トゥヴェー)
2×2=4(トゥヴェー キァー トゥヴェー イズ フィアー)
3×2=6(ドゥリー キァー トゥヴェー イズ ゼス)
4×2=8(フィアー キァー トゥヴェー イズ アハト)
5×2=10(ファイフ キァー トゥヴェー イズ ティン)
と式が反転しているではありませんか!
他のオランダ在住の方のブログで見たことがありますが、日本は結論(この場合基準となる”2”に何をかけるか)を後回しにするのに対し、オランダ、というか世界基準では結論を先に持って来るというようなことが書かれていました。
そうか!だから日本語も結論が最後に来る、例えば「私は朝食を食べる」という”食べる”という結論が最後に来るのに対し、英語は「I eat breakfast.」と”eat”が朝食より先に来ている!
Google翻訳でうまく翻訳できないのは日本語が特殊な作りになっているから。世界は結論を先に言う!ということに繋がっているのか!という自分なりの世紀の発見!?(遅過ぎ)でありました(笑)
そう言えばレストランのメニューやスーパーなどの表示で「2個セット」のことを「2×」と表現しているのをよく見かけます。
日本は「×2」と後ろに書くのに対し、前に表示されているので、日本生まれ日本育ちの僕としてはまだ慣れません。
長女は日本語の九九よりオランダ語の方がいいという本人の意見を尊重し、オランダ語の九九というかかけ算をマスターすべくがんばっているのでありました。
将来頭の中で「4×2=8(しにがはち)」ではなく「2×4=8(トゥヴェー キァー フィアー イズ アハト)」(長!)と計算するんだろうなと想像すると何だか楽しく思えるのでありました。
ちなみに3月3日。ひな祭り&桃の節句は我が家はこの程度です(笑)





