長女と次女が通う現地小学校ではクラスの誰かが誕生日の場合、みんなでお祝いする儀式がある様で、誰かの誕生日があるとお返しとして何かしらお菓子やちょっとしたおもちゃを持って帰って来ます。
少し注意して観察していると、誕生日であろう子の親が朝、子供を送って来る際にクラスの人数分の”お返し”を持って来て先生に渡しているのを何度か見かけたので、我が子の時にはどうしようかと何となく気にしていました。
今まで持って帰って来たお返しは大概グリコのおまけの様な小さな箱に入った正直美味しくない干しぶどうの詰め合わせだったり、ちょっと酸っぱいクッキーだったり、食べたらアカン気がするショッキングな色のマフィンだったり、オランダのお菓子はそんなにバリエーションがないのだろうなと思わせる様な感じでした。
それでもスーパーボールや消しゴムやちょっとしたシールなんかも貰えることもあり、誰かが誕生日の日は子供達は少しうれしそうです。
そしてオランダに来て初めて、この6月に次女が学校のある日に誕生日を迎えることになり、どうせ配るなら「これが日本のクオリティじゃい!」ということを味合わせたいと勝手に息巻いて、日本の駄菓子の代表!?である「うまい棒」を送ってもらうことにしました。
ちょっとした「うまい棒」通を自負する僕がチョイスしたのは「サラミ味」と「めんたい味」と「やさいサラダ味」の3種類。
うまい棒は僕が知る限り16種類+チョコ味+プレミアムうまい棒3種類が販売されており、時々期間限定の味などが新発売されることもあるようです。
美容ディーラー時代、得意先であった妻の実家近くの老舗散髪屋さんオーナーにうまい棒販売企画を持ちかけて散髪屋さんでうまい棒を販売し売れ筋人気投票を行ったこともありました。
個人的には1本20円もするプレミアムの「モッツァレラチーズ&カマンベールチーズ味」が絶品です。
コーンポタージュやとんかつソース、チキンカレーなど捨て難い味も多数ありましたが、うまい棒初心者のオランダの子供達にはこの3種類でインパクト充分でしょう。
僕も良く利用していた妻の実家近くの会員制の駄菓子問屋でお義母さんがアドリブで「たこやき味」も追加してくれ、30本で1袋のうまい棒4セットとそこに所狭しと陳列されていた気になるレア玩具の中にあった心トキメク消しゴムセットを発送してもらい、うまい棒4種類と食玩等の消しゴム3種類ずつを日本の100均で購入したパンダ柄の手提げビニール袋にクラス23名分+αを詰めて、次女の誕生日当日の朝、ダンボールに入れたお返しセ
ットを先生に渡しました。
事前に先生にクラスの正式な人数を確認した際、先生が「次女は何歳になるの?」と聞いて来たのが印象的でした。
「え!?知らないの!?」と思いましたが、次女のクラスはグループ1&2と言う4歳の子から6歳の子までがミックスされているクラスだということと、そもそも年齢の概念をあまり気にしない文化ということをこういったところで気付かされた気がしました。
ダンボールに入れたお返しセットをクラス中の子達がチラチラ見ながら「今日は◯◯(次女)の誕生日なのね!」と周りから女子達の声も聞こえて来て、次女としては年に一度主役になれる特別な日としてすごく楽しみにしていたようです。
どんな誕生会イベントを行うのかリアルタイムで見てみたいのですが、教室に張り付いている訳にも行かず、その時の様子を先生が写真で送ってくれたのでそれをアップします。
手作りの特別なバースデーハットを被って自分のイスの上に立ち、クラスのみんなは口々に「おめでとう!」と言いながら一人一人と握手をするようで、その後はお返しを配り、みんなでうまい棒を食べたそうです。
次女曰く「みんな美味しそうに食べてた。」と何の捻りもないリポートしか聞けず完全な自己満足なお返しでしたが、とにかく早くお姉さんになりたい願望の強い次女にとっては大変喜ばしい日だったようです。
そもそもプレゼントを貰った訳ではないのですが、祝ってくれてありがとうのお返しだろうと言うことと、誕生日はおそらく自己申告制っぽいので先生に言わなければスルー出来てしまう特に絶対ではないイベントだと思うのですが、同じ学校にお兄さんお姉さんが通う保護者にそもそもの誕生日ルールを聞いた方がいいなと思いました。
夏休み明けには9月に4歳になる三女が入学し、10月には長女が8歳の誕生日を迎えるので、また自己満足のお返しを思案したいと思います。








