昔、NHKのお昼の番組に『スタジオパークからこんにちは』というのがありました。
下の子が生まれたばかりだった当時、上の子のお迎えの時間を待ちながら、よく見ていました。テレビ📺(テレビもまだブラウン管だった)でも見ていないと、赤子と一緒に寝てしまいそうだったので。
(実際、一度うっかり寝てしまい、一緒のバス停(自宅マンションの玄関)の同じマンションのお母さんに連れて来てもらったことがあります😫 本当にすみません&ありがとうございました🙇🏻♀️💦)
番組の司会(その頃は、まだMCって言葉は一般的じゃなかったと思う)は、堀尾正明&高見知佳。
毎回ゲストを呼んでのトークがあるのだけれど、その日のゲストは三浦友和でした。
言わずと知れた山口百恵のご夫君です。
この時の、結婚生活についての堀尾&友和の会話が、もの凄く印象に残っています。
(以下の会話は記憶が頼りなので、多少言い回しは違うと思います🙇🏻♀️)
そうだよねぇ😌、と、しみじみしてしまいました。
せっかく好きでやっと結婚できたのに、喧嘩なんかしてたらもったいない。一緒にいられる時間には限りがあるのだから……。
きっと、ご夫妻二人ともそれがよくわかっているのでしょう。
そして、お互いに、一緒にいて相手が幸せだったら、自分も幸せ。お互いに同じくらいそうなんだろうな、と思いました。
この「同じくらい」って、結構大事なんじゃないでしょうか。
自分のことは置いておいて、相手のために何かするのが幸せっていうのはあると思います。
親子の場合は、親→子の一方通行でいいと思うのだけれど、夫婦の場合は、片方がそれを当たり前に思っていたり、無反応だったりしたら、尽くすだけの側は、多分だんだん辛くなってきますよね。
逆にあまりにもそれが過剰だと、受け取る側は、面倒とか重いとか感じて、これも辛いでしょう。
でも、このご夫妻は、きっと、同じだけ相手が大切で、同じだけ愛しているのだと思います。
お互いに、相手を思って何かをする、相手が喜び、相手も自分を思って何かしてくれる、それが嬉しくて、また相手を思って行動する。
その繰り返しで、螺旋のようにどんどん愛が深まっていく。
もちろん、自分のために自分のしたいこともする。
一回も喧嘩したことないって、誇張じゃないと思います。
どちらかがすごく我慢してるとかでもない。
せっかく結婚するなら、そうであって欲しいものですよね……![]()
そして、妻のことを
「幸せを感じてくれてるんじゃないですかねえ」
とも言っていた友和氏。
自分の側で幸せでいて欲しいと願う人が、その願い通り、幸せでいてくれていると思えることは、心から平安だし、生きて行く上での途轍もない自信になりますよね。
本当は芸能界に復帰したいんじゃないか、その方が幸せなんじゃないか、などと思い悩むことも一切ない。
もちろん妻の百恵さんにも、そんな気は全然ない。
あの番組から25年くらい経つけれど、きっと今も変わらず仲睦まじく暮らしていらっしゃることでしょう。
どうぞいつまでも仲良くお幸せに☺️💕