予告通り
実家に帰って来た。

前日に飲みすぎて
出発が遅れ
向こうに着いたのは
夕方だった。


到着と同時に
母親とスーパーへ。

そこで母の知り合い
のおばちゃんに
会い

「まあ~。お母さん
に似てべっぴんさん
になってから~!」

と言われ

母も私も
気を良くする(笑)


夕食が始まったのは
21時前。

父の日だからと
普段飲んでいる焼酎
ではなく
ちょっと高そうな
古酒13年もの
と書かれた焼酎を
出してきた父。

私の目も輝く。

GW以来だったが
またまた話は
盛り上がり
酒は進み

気がつけば
1時半であった。

当然
焼酎のニューボトル
はカラに。

母は焼酎は飲まない
ので、74歳の父と
二人で空けた
ことになる。

前後にビールや
他の焼酎も飲んで
いるので

やはり
どちらかといえば
「飲む」親子
と言えるだろう。


酔って上機嫌の父に

「お母さんと二人
きりの父の日になる
と思ってたけん、
帰って来てくれて
よかった。」

と言われ

私も帰って良かった
なぁと思った。


心ばかりの
プレゼントも喜んで
くれたけど

時間を共有できた
ことが何よりの
プレゼントに
なったようだ。


毎年
父の日と母の日は
宅急便でプレゼント
を送ってきたが

これからは
なるべく自分が
帰って
直接渡そうと思う。


プレゼントを選ぶ
回数が1回でも
多いことを願う
ばかりだ。


近くの田んぼの
カエルの鳴き声を
聞きながら

両親とゆったりと
した時間を過ごせた
昨日の夜のことを

私はずっと
忘れないだろう。



どうか

どうか
いつまでも
元気でいて下さい。