サタンは、もはや天において

反逆を扇動することができなくなったので、

神への敵意を、
人類の滅亡をはかるという
新しい方面にむけてきた。

エデンの清い家庭の幸福と平和は、
彼が永遠に失ってしまった天上の喜びを
思い起こさせるのであった。

サタンは、彼らをねたみ、
彼らを不服従に誘って、
罪のとがと罰とをこうむらせようとした。

彼は、彼らの愛を不信に、
賛美の歌を創造主に対する非難に
変えようとした。

こうして、
自分が陥ったのと同じ不幸に、
これらの罪のない者らを
投げこむだけでなくて、

神に汚名を着せ、
天を悲しませようとした。 

われわれの祖先は、
彼らを脅かす危険について、
何の警告も与えられずにいたのではなかった。

天からの使者は、サタンの堕落や、
彼が人類を滅ぼそうと計画していることを
彼らに示し、

悪の王がくつがえそうと
試みている神の政府の性質を
さらに十分に説明した。

サタンとその軍勢が堕落したのは、
神の正しい律法に、
彼らが従わなかったからである。

秩序と公平は、
律法だけによって保たれるのであるから、
アダムとエバが律法を尊ぶことは、
どんなにたいせつであったことだろう。 


神の律法は、神ご自身と同様に、
神聖なものである。

それは、
神の意志の啓示であり、
神の品性の写し、
神の愛と知恵の表現である。

造られたものの調和は、
生物であれ、無生物であれ、
すべてのものが創造主の律法に
完全に一致することにかかっている。

神は、生物のためだけでなく、
自然のすべての営みを支配するために、
法則をお定めになった。

万物は、破ることのできない
一定の法則の下にある。

しかし、
自然のすべてのものが、
自然の法則に支配されているにもかかわらず、

地上にすむ万物のなかで、
人間だけは道徳律に従わなければならない。

創造の最高のわざである人間に、
その律法の義と慈愛と、そして、
人間に対する律法の神聖な要求を
理解する能力をお与えになった。

人間には、
ゆるがない服従が要求されているのである‥‥ 
 つづく‥‥

【引用文献】
人類のあけぼの
第4章 エデンの園の悲劇


”み言葉“と ”証の書 “ / line voom

最後の警告 ~ エデンの園の悲劇 / facebook  

短い動画集 vol 6 / facebookベージ

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