ならいいじゃない
引っ越した……。
そしてついに、2007年を迎えた!!
いま思えば、いろいろあった。
2005年に夏子と出会い、夏子の飯を作り、
夏子にモノを買い与え、夏子の肩をもみ、
夏子の暴走を止め、夏子の……夏子の……
夏子にしてやってばっかりじゃん!!!!
でもいま思えば、普通はできない経験を
夏子から得ていたのかもしれない。
……いま思えばだけど(´Д`)。
夏子はとても魅力ある女性だったが……
もう戻りたくない、夏子のいる日々。
俺 「もうすぐできます(´Д`)」
夏子 「せっかくの新年なのにチャーハン?」
俺 「いや、あのさ……なんで家にくんの?」
夏子 「いいじゃん近いんだから!」
俺 「ダメじゃないけどさ……なんかおかしいじゃん?」
夏子 「なんでよ」
俺 「あれほど出て行けって言ってたのに……」
夏子 「勇太郎は夏子のこと好きなんでしょ?」
俺 「もうその手は効かないよ」
夏子 「ぷんぷくりーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
俺 「かわいく怒ってもダメだよ」
夏子 「嫌なら家に入れないでよ」
俺 「せっかくきたのに追い返せないでしょ」
夏子 「追い返せないんでしょ?」
俺 「追い返すのはかわいそうでしょう」
夏子 「夏子はかわいそうな子なの」
俺 「……」
夏子 「明日棚とかもってくるから置かせてね」
俺 「夏子、ここおれんちだからな」
夏子 「夏子の別荘でしょ?」
俺 「……(´Д`)」