不動産屋あせる「無理かも」
夏子の家の近所に引越しが決まり……
夏子 「ちゃんと洗濯機注文した?」
俺 「し、しました (´Д`)」
夏子 「よし。あとは引っ越すだけだね♪」
俺「うん。でも、契約に時間かかるらしく……」
夏子 「どういうこと?」
俺 「年内に引越し無理かもって言われた」
夏子 「嫌!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
俺「そんなこと言われても……」
夏子 「どうして時間かかるのよ!!」
俺 「物件の大家さんと管理会社と不動産屋に分かれてるらしく……」
夏子 「ああ、やりとりがあるのね」
俺 「そ、そう」
夏子 「夏子が連絡してあげる!!」
俺 「おいおい、無茶なことしないでよ!?」
夏子 「つつけば早くなるときがあるの!!」
俺 「待って。俺がもう一度連絡してみるから」
夏子 「……メールじゃなくて、電話して聞くのよ」
俺「は、はい (´Д`)」
不動産 「はい、○○不動産です」
俺「あ、あのー、南麻布の物件の勇太郎ですけど~」
不動産 「契約ですよね。まだこっちに書類まわってきてなくて」
俺「あー、今年中に引っ越さないとヤバくて」
不動産 「ヤバい?」
俺 「いや、なんていうか、そういう感じで」
不動産 「うーん、では管理会社にも話してみますね」
俺 「よろしくおねがいします!!」
不動産 「でも、期待しないほうがいいかもしれないです」
俺 「そ、そうですか。わかりました」
夏子 「なんだって?」
俺 「今年の引越しは期待しないでって」
夏子 「はあ?」
俺 「事務作業がいろいろあるらしい」
夏子 「夏子が電話する!! 絶対早くなる!!」
俺 「おいおい、無理なものは無理だから!!」
夏子 「いいから電話する!!」
夏子電話中……
夏子 「今年中できるって」
俺 「ど、どんな技使った? (´Д`)」