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![間取図](https://stat.ameba.jp/user_images/98/e8/10010834082_s.jpg?caw=800)
夏子は俺が12月末まで家を出ないことを受け入れて
あきらめがついたようで、あまり興奮しなくなった。
それはそれでいいのだが、なんだかさびしい日々でもある。
夏子 「お腹すきましたね」
俺 「あ、そうだね。なんか作ろうか」
夏子 「冷蔵庫になにもないですよ」
俺 「じゃあなんか材料を買ってくる。何食べたい?」
夏子「焼肉なんかどうですか?」
俺 「焼肉!? ここで?」
夏子「外食なんてどうかしら?」
俺 「……外食はいいけど、その話し方やめようよ」
夏子「どうして?」
俺 「丁寧に話してると感じ悪いよ。不自然すぎる」
夏子 「だって夏子と勇太郎はもう関係ない人でしょう?」
俺 「でも感じ悪い。一緒にいるんだから普通にしようよ」
夏子「……ひどいよね」
俺 「なにが?」
夏子「夏子のこと好きなのにいじわるする」
俺 「いじわるしてない (´Д`)」
夏子 「してる」
俺 「普通にしてたいだけ!!」
夏子「好きならこの状況どうにかして!!」
俺 「なに」
夏子「……」
俺 「もう好きな人いないんでしょ?」
夏子「……できたの」
俺 「はい? (´Д`)」
夏子 「好きな人できたの!」
俺 「まじで? 早くない?」
夏子 「夏子は好きじゃないけどあっちが夏子のこと好きみたい」
俺 「うほッ!!」
夏子 「そしたら少しいいかなって思えるようになったの」
俺 「付き合ってるの?」
夏子「付き合ってない」
俺 「チューしたの?」
夏子 「……」
俺 「……」
夏子「……」
俺 「……」
夏子「……」
俺 「す、好きな人ができたからまた俺がうざいと?」
夏子 「……そう」
俺 「ギャグマンガかよこれ (´Д`)」
夏子 「ギャグじゃない本気!!」
俺 「夏子ファンじゃなくて、本当に彼氏として確保したの?」
夏子 「ファンでは飽き足らないみたい」
俺 「……」
夏子 「……」
俺 「……」
夏子 「……」